こんにちは。時短父さんです。

世界最大の資産運用会社・バンガード社が運用する上場投資信託(ETF)のうち、株式投資家にとって基本戦略となり得るETF2本の四半期配当が減配となる見込みです。

その2本とは、ひとつはS&P500指数に連動するバンガード・S&P500 ETF(VOO)。もう一つは10年以上連続増配株に投資するバンガード・米国増配株式ETF(VIG)です。

ブルームバーグによれば、VOOの直近四半期配当額は1.3085ドル、VIGのそれは0.5575ドルとなっています。この場合、VOOは前回配当比で8.7%減、VIGは同7.2%減となります。バンガード社のサイトからは確認は取れていません。

以下、詳しく見て行きましょう。

バンガード・S&P500 ETF(VOO)

VOOの四半期毎の配当推移を示したグラフです。
【VOO】四半期配当推移

配当開始は2010年12月。2013年12月大きく減らした後、これまで増減を繰り返しながら、徐々に配当を増やしてきました。

2020年10月分は1.3085ドルとなり、7月支払分1.4333ドルに比べて8.7%少なくなります。はっきりとしたことは分かりませんが、構成銘柄の増配が少なかったことなどが要因なのだと思います。

ただこれまでも増減繰り返してきているので、今回減配だからと、過度な悲観は不要かと思います。

年間配当ベースで見ると、これまで5年連続で増配となっています。平均増配率は9.9%です。

【VOO】配当推移

しかしながら、今年はどうかというと、ちょっと疑問かもしれません。19年の水準(5.5709ドル)を上回るには、12月分で1.66ドル以上が必要です。これは10月分比で26.9%の増配が必要であることを意味します。

バンガード・米国増配株式ETF(VIG)

こちらはVIGの四半期毎の配当を示したグラフです。

【VIG】四半期配当推移

こちらも四半期毎で見ると、増配、減配をくりかています。しかし、VIGはさすが連続増配株に投資するだけあって、増配傾向が鮮明です。

10月支払い分は、一株あたり0.5575ドルです。前回(0.6006ドル)比で、7%余りの減少です。

ですが、年間ベースで見ると、2014年から6年連続で増配しています。

【VIG】配当推移

今年はどうか?3Qまでの累積支払い額は、1.6321ドルとなっています。昨年は一年間で2.1339ドルの支払いがありましたので、差額は0.5018ドルです。

つまり12月も、10月と同額(0.5575ドル)あれば、余裕で7年連続に伸ばします。そして、VIGは2四半期連続で減配したことがないことや、4Qの配当は年間で最も多かったことを考えれば、それは十分に可能だと思います。


VOOは年間ベースで減配になりそうですが、これを買う投資家はインカムより、キャピタル狙いだと思います。だから、減配は気にしないでしょう。

VIGは年間ベースで増配がほぼ確実で、インカム投資家の懐を豊かにしてくれることでしょう。

どちらのETFも権利落ち日は9月29日、支払い日は10月2日です。


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