こんにちは。時短父さんです。

資産運用会社SPDRが運用する高配当株上場投資信託(ETF)2本の9月支払分四半期配当が発表されました。

一つはSPDR® S&P® 米国高配当株式 ETF(SDY)。

四半期配当は0.6858ドルで、前回0.6803ドルから0.8%増配となりました!

0.8%と非常にわずかな増配ですが、増配は増配です。これで2四半期連続の増配となりました。

【SDY】四半期配当推移

2020年これまで3回の配当金合計は2.0348ドルです。19年実績比では22.9%減となっており、12月分も9月と同水準であれば、年間ベースで2.72063ドルで3%程度の増配が確保されます。

こちらは連続増配年数20年以上の米国株のうち、配当利回りの高い銘柄を組み入れていることは、ご存知の方も多いことでしょう。配当利回りが高いだけでなく、長期の連続増配株が入っていることで、確実にファンドに分配金の原資が流入します。また連続増配株は株価上昇を期待でき、キャピタルゲインも狙うこと可能です。

私はこのSDYを31株保有しています。今回の発表を受けて、税引き前で21.25ドル(税引き後で14.88ドル)程度の配当を受け取る予定です。

ちなみに今四半期配当の権利落日は、9月18日でした。今から買い増そうと思っても、残念ながら手遅れです。12月分に挑戦してみて下さい。


もう一つはSPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETFです。SPYDってやつです。

四半期配当は0.2636ドルで、前回0.3657ドルから、27.9%の大幅減配となりました。

あぁ・・・。6月に続き、じゃなかった3月から3四半期連続で減配となってしまいました・・・

しかも3月は20%減配、6月は7.7%減配でした。今回はそれらをはるかに上回る27.9%。なんと言うことでしょうか。悲劇ですね。

【SPYD】四半期配当推移

仮に12月が9月と同水準な場合、年間配当は1.2891ドルとなります。これは19年比で26.2%下回ります。

SPYDはS&P500指数採用銘柄のうち、配当利回りが高いだけの80銘柄を集めています。だからSDYと違ってキャピタルゲインはあまり期待できません。その代わり配当利回りの高さだけが売りです。当然のことながら、利回りが高いのは必ずしも良いことだけではありません。構成の減配リスクと常に隣り合わせです。

とはいえ、3四半期連続減配は痛いですね。今回初めて配当を受けるのですが、いきなり減配とは、ついていません。保有比率がまだ小さいのが救いです。

私は最近SPYDを買い始めて、現在48株保有しています。今回の発表を受けて、税引き前で12.65ドル(税引き後で8.86ドル)程度の配当を受け取る予定です。

SPYDも権利落日は9月18日でしたので、今から9月配当をゲットすることはできません。する必要もないか。


皆さん、バランス良く投資しましょうね。


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