こんにちは。時短父さんです。

米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が、メキシコのアメリカ・モビル(AMX)傘下のトラックフォン事業を取得すると発表しました。

トラックフォンはアメリカでプリペイド型の携帯電話サービスを行っています。比較的安価なサービスだそうで、高価格帯サービスを提供しているベライゾンにとって、顧客層を広げる狙いがあります。

tracfone

トラックフォンなんて聞いたことなかったのが正直なところです。
知ってました?でも米国では2100万人も契約者数がいて、9千店も小売店を保有しているそうです。契約者のうち1300万人はベライゾンのワイヤレス通信網を利用しています。かねてから両社は協力関係にあったようです。

肝心な買収金額は約62億ドルです。支払いは現金31億ドルとベライゾンの株式31億ドルで行うことなっています。またトラックフォン事業の成長度合い、利益貢献に応じて追加で6.5億ドル(を現金で)支払うことになりました。

62 億ドルというのはベライゾンにとってどれくらいのインパクトがあるのでしょうか?

結論から言えば、大したインパクトはない。ベライゾンの株主は大抵の場合、配当の受取りを心配するでしょうが、今後の配当にも影響を与えるようなことはないと思います。

ベライゾンの年間売上高(19年)は1318億ドルです。純利益は197億ドルです。6月末時点の現金残高は78.8億ドルありました。

上半期の営業キャッシュフローは238億ドル、フリーキャッシュフローは114億ドルですし、同期間に支払った配当総額は50億ドルです。

つまり、ベライゾンにとって最大37億ドルの現金支出は、売上高、利益水準、キャッシュフローの観点からは軽微です。ベライゾンの株主にマイナスな影響は大して与えない(全くない訳ではないが)と考えられます。 

むしろ顧客層拡大による恩恵の方が大きくなる可能性が高く、ベライゾンの株主は安定的な配当増加をただ待っているだけで良いでしょう。


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