こんにちは。時短父さんです。

多くのサラリーマンにとって、老後資金の基礎となり得るのは国民年金だったり、厚生年金だったり公的年金であることには、間違いありません。

しかし、問題は公的年金は「基礎」になるだけで、それだけでは不十分だということです。もし公的年金だけで何とかなるよなぁと思っていたら、少し考えを改める必要があります。もし公的年金だけで十分だとしたら、「老後2000万円問題」は「問題」とならなかったはず・・・

堅実な方法の一つとして確定拠出年金でコツコツ貯めて行くことだと考えています。でも、もしあなたが企業型の確定拠出年金に加入しているとしたら、会社拠出分だけでは不十分である可能性があります。是非、マッチング拠出(従業員拠出分)を行ってみましょう。

大概のマッチング拠出は、会社拠出分を超えない範囲(額)で設定することができます。会社が3万円出していたら、従業員も3万円までは毎月出せるってこと。毎月会社拠出分だけで積み立てているよりは、マッチング拠出をした方が圧倒的に資産額の伸びが違ってきますよ。

私の場合は、会社が毎月約3万円、マッチングで1万円を拠出しています。個別株での運用をメインにやっているので、確定拠出年金への資金配分比率はやや低いのですが、マッチング拠出やっていますよ。毎月1万円をマッチングし続けたら、当然ながら1年で12万円の差が出ます。3万円だったら、36万円の差です。

私の勤め先の場合、年に一回11月の拠出分でマッチング拠出額を変更できます。多くの採用企業も似たようなものだと思いますが、この8月下旬から9月にかけてマッチング拠出額の変更手続きを受け付けているはずです。この機会に確定拠出年金の運用、特にマッチング拠出について見直しをしてみましょう。

で、マッチング拠出のお陰かどうか分かりませんが、8月末時点の確定拠出年金資産額が過去最高を記録しました。

確定拠出年金利回り(2020年8月)

総資産評価額は約270万円(前月比23万円増)、評価損益は約55万円(同20万円)、利回りは6.10%(同1.88%ポイント)となりました。毎月4万円の拠出で、資産額が23万円増えたので、差額19万円分は株式の評価上昇分です。

資産額推移

上のグラフを見て頂ければ分かると思いますが、4月以降資産額の増加と共に利回りが急回復していますね。これは、もちろん保有ファンドの基準価額が上昇したことが要因であるものの、2〜3月の下落局面でも積立を継続していたことが大きいと思います。

安くたくさん買った分が、基準価額の上昇で資産評価額を押し上げたからですね。上手くドルコスト平均法を使えていると言っていいでしょう。マッチング拠出分も底上げに寄与しているはずです。

8月末は過去最高額となりましたが、確定拠出年金の運用はまだまだ20年以上しないといけません。その間に数度は市場の暴落局面は来るでしょう。しかし、今回のコロナショックで学んだ(経験した)ことを踏まえるなら、これからも自信を持って拠出を続けられますね。

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