こんにちは。時短父さんです。

米食品大手のクラフトハインツ(KHC)は、米国事業を担当する役員の増員を発表しまた。同社は昨年、米国事業を統括するカルロス・リベラ氏を迎え入れてから、同事業の立て直しを図ってきました。

今回発表されたのは、コーリー・オニール氏を米国セールスプレジデントに、サンジブ・ガジワラ氏を米国最高成長責任者に、ステファニー・ピーターソン氏を米国コミュニケーション担当役員とする人事です。


クラフトハインツの発表資料によれば、「鍵となるリーダーシップへの新たな上級役員3名の指名は、顧客中心のイノベーション、戦略的投資、能力開発を通じて持続可能な成長を加速する、同社のコミットメントを明確に示す」ものです。

「コリー、サンジブ、ステファニーをクラフトハインツに迎え入れることができて、興奮している。彼らは、変革を加速し、成長を促すことで、私たちのビジネスに素晴らしい価値を加えるだろう」とカルロス・リベラ米国事業統括は述べています。

「彼らを米国事業執行役チームに加えたことで、セールス、マーケティング、コミュニケーション分野の能力は、イノベーションと洞察力、機敏性に満たされた新しいクラフトハインツを作る手助けとなるだろう」


ここで、新たに加わった3人を簡単に紹介します。

コリー・オニール氏は20年以上加工食品会社でセールスを率いていた経験があります。最も最近では、ジャムやピーナッツバターなどを手掛けるJMスマッカーのセールス担当上級副社長を務めていました。

彼は米国事業セールス担当役員として、大胆な解決策を生み出し、消費者と販売チャネルを高めると期待されています。

サンジブ・ガジワラ氏は、最近までマイク・ハード・レモネードのマーケティング担当副社長を務めていた人物です。分析力と洞察力に優れているようで、新たな手法でクラフトハインツのブランドを消費者に訴求してくれることでしょう。

最後にステファニー・ピーターソン氏は、社内外のコミュニケーションをリードしてくれます。クラフトハインツに来る前は、ペプシコやKINDスナックなどで、対外コミュニケーションを担当していました。

最近まで在籍していたIHOPレストランでは、フランチャイズ加盟店とのコミュニケーションを軸に、新たなイニシアチブを取り、同チェーン店を若者に人気のブランドに引き上げました。


そうそうたるメンバーですね。いずれも、食品関連企業で十分に能力を発揮して来られたように思えます。

クラフトハインツにとって米国事業は売上高の7割を占める最大の市場です。コロナ禍はクラフトハインツにとって追い風となりましたが、この流れを確かなものにする盤石の人事です。

1年後、2年後に現れる効果に期待しましょう!!


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