こんにちは。時短父さんです。

米ヘルスケア大手のジョンソン&ジョンソン(JNJ)は、傘下のヤンセンファーマ(製薬部門)が開発中の新型コロナワクチン候補について、1億回分を米政府と合意したと発表しました。提供は食品医薬品局の承認後になります。

発表資料によると、厚生省の内局にあたる先進研究開発局(BARDA)は、ジョンソン&ジョンソン側に10億ドルの支払いを約束しました。さらに追加契約で2億回分を米政府側に提供する可能性があります。

10億ドル!!

なかなかの額ですね。でも単純計算では1回あたり10ドルです。ちょっと安すぎやしないかな?と思ったのは私だけでしょうか?いや、絶対に研究開発費はもっと掛かっているよね。

実は、今回ジョンソン&ジョンソンは、ワクチン候補を利益ゼロベースで世界中に広めることを、最優先にしているのです。

嘘でしょ?って思いますが、本当です。The vaccine will be provided at a global not-for-profit basis for emergency pandemic use.て書いてあります。

世界中の人たちが喉から手が出るほど欲しがっているワクチンなら、多少利益を上乗せして販売したら、どれだけの利益になるか想像もつきません。営利企業なら、当然のことだと思います。

事実、ワクチン開発で先行するモデルナやメルクは、「原価で販売するつもりはない」と明言しています。今日もニュースになっていましたが、モデルナは小規模向けのワクチン価格を32ドル〜37ドルとし、ファイザーが米政府と契約した21ドルより高く設定するそうです。

ファイザーですら、利益を上乗せすると明言していました。

そう考えると、ジョンソン&ジョンソンの10ドルは一体何なの?って感じです。原価どころか、原価割れじゃないか?って心配になります。

ジョンソン&ジョンソンの意図は何なのでしょうか?

世界中にワクチンを広めることが最優先で、利益は二の次と考えているのなら、人が良過ぎますね。ワクチンが広まれば、安心感から人々は外に出て経済活動を再開させられます。命を救うことができます。それが彼らの使命だと本気で思っているなら、かなりの称賛ものです。

似たような企業がありますね。3Mです。3Mは医療用マスクの不正販売を厳しく取り締まっています。裁判も辞さない姿勢です。そして、不正販売業者からの和解金などは全て医療機関に寄付していて、1セントの利益にもなっていません。もちろん3M自身もマスクの価格引き上げはしていません。

2社とも、なんと堅物なのでしょうか。でもそんな2社に投資をしている自分を誇らしく思います。 本来、投資とはそういうものなんですよね。利益とか、配当とかの前に、その会社やビジネスを好きになれるかです。私はこれからも彼らの株主であり続けたいと思います。


今日もポチっとお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ