こんにちは。時短父さんです。

時短父さんは毎月第2・4金曜日に、保有株のうち最低評価の銘柄を10万円分購入することにしています。

何度も言っていますが、ポートフォリオのリバランスと、機械的に積立投資を実践するためです。バフェット太郎さんの投資法を参考にさてもらい、かれこれ2年以上続けています。

このやり方が完璧だなんて思っていません。最低評価銘柄は売られている銘柄とほぼ同義なので、これだと相場の波に乗ることができません。しかも更なる株価下落リスクが高く、ナンピン買いしちゃっている可能性があります。

株式投資では資産額を増やすのが最終的な目標だとすれば、ナンピン買いは逆に資産額を減らしかねないのです。買ったら下がった、また買ったら下がったでは、資産ではなく負債を買っているようなものです。

だからナンピン買いは本当なら避けたいところ。

しかし、昨日時点での最低評価銘柄は、エクソン・モービル(XOM)でした…という訳でエクソン・モービルの株式を約10万円買い増しました。
買い付け画面(2020年7月)

単価は43.85ドル、数量は20株、受渡代金は98,349円でした。配当利回り7.9%です!

エクソン・モービルを買ったのは、今回で9回目です。同銘柄の株価チャートと、これまで買い付けた時期(緑色○)は以下の通りです。
XOM株価チャート(2020年7月)

明らかに含み損抱えてるな!っていう株価推移だし、買ったタイミングです。はい、そうです。エクソン・モービルだけで、3,852ドルの含み損を抱えています。平均買付け額が67.81で、現在株価が43.43ドルなので、約35%もマイナスです。

いや、でも仕方ないよね。原油価格はコロナで暴落したんだから。人々が外出しなくて、在宅勤務すればガソリン需要はなくなるし、飛行機で旅行しなければジェット燃料もいらないし。しかも米中はまた険悪ムードです。

じゃ何でエクソン・モービル株なんか買い続けるんだ?と聞かれれば、

一つはたぶんエクソン・モービルは潰れないだろうから。原油価格の暴落と低迷で、採算が取れずに経営破綻したシェール企業(チェサピーク・エナジーなど)はあります。

シェール企業の破綻で、同じエネルギー株と見られているから評価が低くなっている可能性が高いのです。エクソン・モービルはシェール企業とは異なり、川上(採掘)から川下(精製や小売)まで手掛けています。

むしろシェール企業の一部が採掘を止めたことで、産油量が減り、原油価格は上昇に転じやすくなります。もちろん根本的な需要回復は必要ですが。

もう一つは配当です。エクソン・モービルは単に配当利回りが8%もある高配当株というだけではありません。

37年間の連続増配を達成しています。確かライバルのシェブロン(CVX)より長かった気がします。生憎、6月は増配を見送りましたが、恐らく残り2回(9月と12月)の支払いタイミングで、僅かながらに増配してくるでしょう。

業績厳しいのに、何で?って思いますね。日本企業なら、簡単に減配だし、無配です。だって彼らは内部に託さ貯め込んで、安心したいから。

エクソンにはある意味の意地があると思います。37年間の増配記録を止めてはならぬ、と。止めたら、株主から経営者失格の烙印を押されますから。AT&Tにも似たようなところがありますね。

まぁ、こんな理由(結構単純な理由)で、エクソンを買い続けています。例えナンピンだと言われようとも。早く配当支払い日が来ないかな〜。今から待ち遠しいです。


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