こんにちは。時短父さんです。

米マイクロソフト(MSFT)はFY2020-第4四半期(4-6月期)の決算を発表しました。内容は市場予想を上回るものの、増収減益となりました。

売上高は380億ドルで、前年比12.8%増加しました。市場予想は365億ドルでした。プロダクト収入が6.1%増加、サービス収入が19.7%増加しました。

営業利益は134億ドルで、前年比8.1%増加しました。売上高増加に伴う、売上原価の増加やマーケティング費用、研究開発費用など全ての費用項目が増加したことで、利益を押し下げました。営業利益率は35%となり、同2%ポイント減少しました。

純利益は112億ドルで、前年比15.1%減少しました。こちらは(見込み)法人税が大きく増加したことが要因です。希薄化後の一株利益は1.46ドルで、前年の1.71ドルから減少しました。

【MSFT】4Q業績推移

セグメント別では、プロダクティヴィティ&ビジネスプロセス、インテリジェント・クラウド、パーソナル・コンピューティング全ての部門で増収となったものの、プロダクティヴィティ&ビジネスプロセスのみ減益となりました。

【MSFT】4Qセグメント利益と利益率の推移

インテリジェント・クラウドの売上高は133.7億ドル(17.4%増)で、市場予想130.9億ドルを上回りました。しかしクラウド「アジュール」の売上高の伸びが初めて50%を割り込み(47%増だった)、伸びが鈍化しました。

パーソナル・コンピューティングの売上高は129億ドル(14.5%増)で、市場予想114.6億ドルを上回りました。ゲーム「Xbox」関連は65%の増加となりました。

第4四半期は減益となった一方で、通期では増収増益となりました。

売上高は1430億ドルで前年より13%増加し、営業利益は529億ドルで23%増加しました。純利益は442億ドルで13%増加し、一株利益は5.76ドルとなりました。
【MSFT】業績推移

マイクロソフトの年間配当は2.04ドルなので、配当性向は35%です。まだまだ余裕で増配できますね。

キャッシュフローも盤石です。営業キャッシュフローは16%増加、フリーキャッシュフローは33%も増加しました。営業キャッシュフローマージンは42%と、前年比2%ポイント上昇しました。

通期のセグメント別売上高の構成を見ても分かるように、マイクロソフトは事業が上手く分散されていますね。きれいに1/3ずつ分け合っています。
【MSFT】セグメント別売上高構成(通期)

第4四半期はクラウド「アジュール」の伸びが鈍化し、減益になったとはいえ、通期では増収増益でした。これからもクラウド事業は徐々に拡大が期待され、パソコン事業に取って代わる主力になります。

短期的な減益は気にすることはありません。マイクロソフトのような、いわば社会のインフラ的な役割を担う企業への長期的な投資は、報われる可能性は高いでしょう。


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