こんにちは。時短父さんです。

夏の一大イベント「サマージャンボ宝くじ」の発売が今月14日から始まっています。一等前後賞合わせて7億円を手にするのは、あなたかもしれません!

宝くじ

TV CMや電車内の広告を見ていると、7億円の誘惑がもの凄いです。一等が1000万円のジャンボミニなんていう派生商品もあり、ハードルを下げて、あたかも当たるかも感を醸し出しています。

賢明なる投資家の皆さんは、こんな誘惑に目もくれないでしょう。宝くじはバクチです。大金が当たるかもしれないというだけで形のない蜃気楼です。

宝くじを買った時点で、既に半分は発売元の取り分になっているだけでなく、7億円が当たる確率は50001000(※訂正します)万分の1と、途方もない確率です。

宝くじを趣味程度に買うのは否定しません。お好きにどうぞ、です。しかし、自分のお金をほとんど捨てているようなものだという認識は持った方がいいし、いつまでも宝くじがあなたを金持ちにしてくれるとは思わない方がいいでしょう。

宝くじで「夢」を買っているんだ!と言う人がいますね。いつか一発逆転を夢見ているんですね。賢明なる投資家から見れば、ただの現実逃避です。

賢明な投資家が買うのは、「夢」ではなく、「資産」です。一握りの優良株や市場の動きに連動するインデックスファンドです。

宝くじは買った日から、当選番号の発表日までしか、ワクワクが持続しません。1ヶ月くらいですかね。それを過ぎると、ほとんどの場合、落胆が襲います。

優良株やインデックスファンドは、買った日からあなたが手放したいと思う日まで(もしくは永遠に)、ワクワクとドキドキをもたらしてくれます。それに最も重要な積み上がった資産を残してくれます。

宝くじは多く買えば当たる確率がほんの少しは上がるかもしれません。しかし、何百枚、何千枚持っていたところで、当たらなければ意味がない。

優良株やインデックスファンドは、その保有数量に応じて定期的にインカムゲインをもたらしてくれます。複利の力も味方に付けることができますね。

優良株やインデックスファンドにも、リスクがあるのは当然です。しかし、投資はギャンブルではありません。投資するビジネスを部分的に所有し、長期で付き合って行くものです。利益も損失も分かち合うのです。

唯一宝くじの良いところは、収益金で自治体が公共事業をやっている点ですね。だから自治体に「寄付」をしたいのなら、宝くじを買ったら良いと思いますよ。

大切なことなのでもう一度言います。

あなたが本気で資産を増やしたいなら、買うべきは「夢」ではなく、「資産」です。


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