こんにちは。時短父さんです。

米ヘルスケア大手のジョンソン&ジョンソン(JNJ、以下J&J)は20日、同社普通株式における第3四半期の配当を1.01ドルにすると発表しました。1.01ドルは前回(第2四半期=6月支払分)と同額です。

第3四半期の権利落ち日は8月24日、株主への配当金支払日は9月8日とのことです。

J&Jは6月支払分で0.95ドルから1.01ドルへの6.3%の増配を実施済みなので、今回の同額発表はなんら驚くべきことではありません。現在57年となっている連続増配年数を着実に伸ばして行くための、一歩一歩を踏みしめて四半期配当の発表を受け止めればいいと思います。

【JNJ】配当推移

J&Jの配当推移を見ると、グラフの頂点部分がほぼ一直線に伸びているのが分かると思います。これは、毎年前年比でほぼ同じ額の配当を増額しているからです。18年は17年比で0.220ドル増額、19年は18年比で0.210ドル増額、20年は19年比で0.230ドル増額(予定)です。

これはプラスにも取れるし、マイナスにも取れます。同額の増加ペースは、同率の増加に比べれば保守的だからです。毎年ほぼ同額を増やして行くのは後者に比べれば、難しくはないでしょう。

毎年同率で増やしていくと、グラフは「J」の字を描きます。これは複利の力が働くからです。しかし、これは時間とともに配当は加速度的に増えることにもなりますが、配当を支払う側からしたら相当な負担になると考えられます。利益も同様に同率以上で増やして行く必要がありますね。これはJ&Jのような成熟企業にとっては厳しいと言えます。

投資家はその辺りの事情について、投資先企業へ理解を示す必要があります。投資先が成熟企業なのに、成長企業のような無理な配当要求をしない、期待しない。

そして、いつまでも直線を描いた配当額は続かないということも、想定しておく必要があります。つまり毎年の増配額が徐々に減り始めるのです。これは超長期に配当を増やし続けている企業には良く見られる傾向なので、悲観する必要はありません。

プロクター&ギャンブルも、コカ・コーラも、エクソン・モービルも、かつてのように配当を増やせなくなってきました。そうすると、直線どころか、緩やかな曲線を描き始めます(「J」とは逆の)。

といっても、これらの銘柄に投資をしない方がいいと言っているではありません。プロクター&ギャンブルも、コカ・コーラも、ジョンソン&ジョンソンも、エクソン・モービルも、その分野で圧倒的なブランド力と市場シェアを有しており、消費者から親しまれている企業です。ビジネスから生まれるキャッシュフローは安定的で、株主還元も積極的にしてくれています。

これらの企業が市場からいなくなることは可能性として低いし、市場に残る限りは配当を出し続けてくれることでしょう。私たち個人投資家は、一握りの優良企業に長期に投資を続けて行くことが求められます。


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