こんにちは。時短父さんです。

米日用品プロクター&ギャンブル(PG、以下P&G)は、8月支払い分の四半期配当を発表しました。一株あたりの配当金は0.7907ドルで、前回と変わらずでした。
【PG】配当推移

権利落ち日は7月24日で、支払い日は8月17日またはそれ以降です。P&Gの配当が欲しい場合は、権利落ち日の前日までに株式を買付けて保有しておきましょう。

現在、P&Gの配当利回りはおよそ2.5%となっており、特段割安というわけでもありません。100万円投資したなら、年間で2万5千円の配当しか受け取れません。これなら利回りが7%の通信株かたばこ株、産油株を買った方が、お得に感じますね。

しかし、P&Gにはそれら超高配当株よりも魅力的な点がいくつかあります。

一つは株価が堅調なこと。
現在、P&Gの株価は125ドル。これがどのくらいの水準か分かりますか?ほぼ最高値です。アマゾンやマイクロソフト、テスラなどハイテク株も連日最高値更新に沸いていますが、P&Gも最高値付近まで戻してきました。
株価チャート(2020年7月14日)

新型コロナの感染拡大が収まらないなかで、最近は買われる銘柄、買われにくい銘柄がはっきりしています。P&Gは前者に分類されます。といっても、ハイテク株のように積極的な需要というより、ディフェンシブな要因です。

コロナが蔓延しても、消費者は日用品を買いますからね。むしろ在宅時間の増加で日用品の需要が増えている可能性だってあります。

いくら高配当株が好きだからといっても、株安でポートフォリオがズタズタでは精神的に良くないと思います。株価が堅調な銘柄が一つ、二つ入っていれば、ズタボロ銘柄を慌てて売る必要もなくなります。

P&Gのもう一つの魅力は60年以上の連続増配であることでしょう。正確には連続増配は64年目です。配当支払い自体は130年連続です。

半世紀以上も配当を増やし続けてきたという実績が、経営者の株主に対する信念を感じますし、今後も増配継続を期待させます。

期待はほぼ確かなものである(期待が期待で終わらない)ことも指摘しておきます。下のグラフはP&Gのキャッシュフローの推移です。
【PG】通期CF推移

青色グラフは営業キャッシュフロー(CF)を、赤色は投資CF を、薄緑色はフリーCFを示しています。

営業CFは本業で稼ぐキャッシュを、投資CFは事業継続に必要な投資のために使ったキャッシュを、そしてフリーCFは会社が自由に使えるキャッシュを意味しています。

P&Gの推移を見ると、営業CFは高位に安定しており、投資CFは十分に抑制されています。よってフリーCFが潤沢に残る構造となっています。

会社が自由に使えるキャッシュが潤沢にある(毎年確実に入ってくる)のは、インカム投資家には重要なポイントですね。成長企業なら、フリーCFを事業に再投資するでしょう。

しかし、P&Gは成熟企業です。再投資すべき事業は少ない。そうしたら、有り余るキャッシュは株主に帰ってくるしかありません。配当や自社株買いを通じて。今後も増配年数が伸び続けるのは、ほぼ間違いない。


これらは、配当利回りは高くなくても、P&G株を保有しておくべき理由としては十分でしょう。7月24日の権利落ち日をお忘れなく!


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