こんにちは。時短父さんです。

米飲料・菓子大手のペプシコ(PEP)が2020年第2四半期の決算を発表しました。内容は減収減益だったものの、市場予想を上回る決算でした。

売上高は159.4億ドルで前年同期比3.1%減少しましたが、予想153.8億ドルを上回りました。営業利益は23.1億ドルで同15%の大幅減少、純利益は16.5億ドルでこちらも18.5%減少しました。

希薄化後の一株利益も1.44ドルから1.18ドルへと18.1%減少しました。しかし、一時項目を除くコアの1株利益は1.32ドルと、市場予想1.25ドルを上回りました。

【PEP】2Q業績推移

新型コロナの影響が企業業績に大きな影響を与えると、懸念されているなかにおいては、意外と健闘したと思いませんか?しかも市場予想を上回る数値を出してきました。

ペプシコが健闘した要因は、巣篭り消費が進むなかで、スナック菓子の「フリットレイ」や「ドリトス」「チートス」の買い溜め需要を取り込んだことが大きかったとようです。北米スナック菓子部門(FLNA)は売上高が6.6%増加、食品部門クエーカーフーズ(QFNA)も売上高が23%増加しました。これらが、全体の売上高を下支えしました。

一方で、飲料部門はレストランの閉鎖や外出制限・自粛により需要が大幅に減退しています。北米飲料部門(NAB)は売上高が6.6%減少、中南米でも16.9%減少、欧州で9.2%減少となりました。

【PEP】2Qセグメント別営業利益

北米スナック菓子部門(FLNA)の好調により、全社営業利益に占める同部門の比率は48%に上昇(前年同期41%)しました。一方で、ペプシコーラなどを手掛ける北米飲料部門(NAB)は15%に減少(同23%)しました。結果、ペプシコがスナック菓子部門に依存する構図が強まりました。

そして通期の見通しについては、引き続き新型コロナの影響がまだ読めないとのことから、業績予想を発表しませんでした。

さて、ペプシコの決算は終わりました。

時短父さんのポートフォリオにはペプシコは入っていません。入っているのは、コカ・コーラ(KO)で、気になるのはこちらです。コカ・コーラの決算発表は1週間後の21日に予定されています。

ペプシコの2Q決算から、コカ・コーラの決算を予想すると、かなりダメージは大きいのではないでしょうか?
理由はコカ・コーラは飲料部門しか持っていないからです。ペプシコはスナック菓子部門と食品部門が売上高を下支えしました。その食品部門をコカ・コーラは持っていません。飲料のみで勝負しています。飲料はレストランの営業停止とスポーツイベントの中止によって大きな打撃となっています。

売上高は前年同期比10%~15%程度減少しても、何らおかしくはありません。主要セグメントは軒並み減収となるでしょう。しかし、コカ・コーラはスナック菓子部門を持たないからこそ、利益率がペプシコに比べて高いという点も忘れてはいけません。純利益の水準はうまくコントロールしてくるとも考えています。

これらのことはアナリストも予想済みで、株価にも織り込まれている思われますから、減収減益を材料にしただけでは、株価への影響は少ないでしょう。むしろ、3Q以降の見通しを立てられるかがポイントになります。ペプシコは見通しを立てませんでした。コカ・コーラが見通しを発表すれば、(内容はともかく)明るい材料として、買われる可能性があるでしょうね。


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