こんにちは。時短父さんです。

7月第3週の権利落ち日銘柄の紹介をしていきたいと思うのですが、先に申し上げておきます。今週は、増配銘柄はありません。

主な銘柄の権利落ち日と四半期配当を挙げるとすると、
 キャンベル・スープ(CPB)/7月14日/0.35ドル
 アボット・ラボラトリーズ(ABT)/同上/0.36ドル
 フランクリン・リソーシズ(BEN)/同上/0.27ドル
 キャタピラー(CAT)/7月17日/1.03ドル
 コルゲート・パルモリーブ(CL)/同上/0.44ドル

この辺りかなって思います。一度は聞いたことある銘柄たちではないでしょうか?皆さんのなかで一つでも保有されている方はいらっしゃいますか?

時短父さんはこの5銘柄を保有してはいませんが、もし新規で投資するとしたら、最後のコルゲート・パルモリーブです。

何故かって?

それは消費者に身近な製品を扱っており、安定的な収益が見込め、配当を増やし続けるためのキャッシュフローが流入しているからです。

コルゲート・パルモリーブは、歯磨粉や歯ブラシのコルゲート、スキンケアのパルモリーブ、ハンドソープのプロテックスなど複数の衛生用品ブランドを扱う、一般消費財メーカーです。日本で言うところの花王とかライオンとかサンスターとかでしょう。ペット用品のヒルズというブランドも保有しています。

こういうロゴは見たことあるでしょうか?
ブランド

同社の2019年版年次報告書によると、世界の歯磨粉市場ではシェア1位、年間売上高は157億ドル(約1兆6800億円)となっています。

特徴的なのは地域別売上高の構成です。
北米22%、中南米23%、欧州16%、アジア・太平洋17%、アフリカ・ユーラシア6%、ヒルズブランド16%となっています。主力は米州圏諸国ではあるものの、全体的に地域分散が進んでいるように感じますね。
地域別売上高内訳
(年次報告書より)

売上高など業績の推移は以下のようになっています。

【CL】業績推移

成熟産業なので売上高の伸びはほとんどありません。まぁ、歯磨粉がバカ売れするってことは考えにくいですからね。その代わり、ほとんどの人が毎日歯磨きはするので、売れなくなるってことも、また考えにくい。つまり安定的に製品が売れます。景気変動に左右されないのは、強みの一つです。

売上高は伸びていませんが、(おそらく自社株買いの効果だと思いますが)一株利益はやや増加していますね。2019年の一株利益は2.75ドルで、一株あたりの配当金は1.71ドルで、配当性向は62%となっています。過去を振り返ってみても、大幅減益となった2015年を除き、概ね50~60%台を維持しています。まだ増配の余地は十分にあると言っていいでしょう。

キャッシュフローはどうでしょうか?

【CL】CFの推移

営業キャッシュフローは抜群の安定感を示しています。営業キャッシュフローマージンは20%前後となています。同業のプロクター&ギャンブルのそれをやや下回る程度で、遜色ないです。

2019年はフランス発のスキンケアブランド「フィロルガ」を17億ドルで買収したため、投資キャッシュフローが増加しました。買収に伴うキャッシュアウトを除けば、非常に少ない投資支出で事業を展開できる強みがあります。

ちなみに2019年は配当に16億ドルを支払いました。19年は上記の理由で、フリーキャッシュフロー10億ドルを上回りましたが、これまでの「貯蓄」で十分賄える金額です。

コルゲート・パルモリーブの最大の魅力は連続配当です。グラフでは表し切れませんが、57年間連続増配と、米国株のなかでも指折りの配当銘柄なのです。

【CL】配当推移

これはひとえに、安定的なビジネスと安定的なキャッシュフローがあるが故です。現在のコルゲート・パルモリーブの配当利回りは2.39%となっていて、現時点では「高配当」とまでは言えません。しかし、これからも毎年増配を続けていくことはほぼ明確であるので、将来的に高配当利回りを手にすることは十分に可能です。

インカム投資家は目先の配当利回りにだけ捉われず、ビジネスを見て、キャッシュフローを見て投資行動をしていきたいですね。

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