こんにちは。時短父さんです。

時短父さんは毎月第2・4金曜日にポートフォリオの最低評価銘柄を10万円分買い増すことにしています。

買い付けにこのようなルールを設けるメリットは、一つには定期的な買い増し機会を与えることです。株式投資をやっていると、どうしても市場の動きを気にしてしまいますね。株価が上がったの、下がったのと。上がっていれば、早く買わなければと思うし、下がっていてれば、まだ待とうかなと思います。結局冷静に買い場を決めることなんて、少なくとも私にはできないので、この日は買う日というのも作ったのです。

だから時々高値を掴んでしまうことだってあります。本当の底値で買うことなんてなかなかできていません。でもタイミングを見計らって投資する場合も、どこが底値なんてその時には分からないのだから、結局は一緒なのかなとも思います。定期的に月に2回買っていれば、底値付近で買うチャンスは少なくないでしょう。

またポートフォリオのリバランスもメリットの一つです。15銘柄も保有していれば、いくつかは株価の調子が悪い銘柄も出てきます。しかし、基本的にはキャッシュフローが安定している銘柄を選んで保有しているので、一時の株価の下落はむしろ「買い」のチャンスと捉えています。特定の銘柄にポートフォリオが偏らないように、自動的にリバランスされるので、このやり方を気に入っています。


さて、7月第2金曜(10日)は、クレジットカード会社のビザ(V)を10万円分買い増しました。ビザ10万円分の買い物する人たちは世の中にたくさんいることでしょう。しかし、ビザ10万円分買う人は、そう多くはないはずです。そもそもビザを買おうなんて発想、(投資家以外)一般消費者にはないかもね。

買い付け画面(2020年7月)

今回は一株あたり191.65ドル、数量は5株、受渡代金は108,221円でした。配当利回りは0.62%です。

実はビザを買ったのはまだ2回目です。しかも1回目はコロナショックの直前。株価がピークに差し掛かった時でした。よくありますよね。自分が株を買うと、株価が下がるってやつ。あれです。
【V】チャート

1回目205ドルで10株買っていたのですが、その後133.9ドルまで下落(3月23日)しました。この時に何で買い増せなかったのだろうと、今でも思います。色々と雑念が入り混じってしまい、新たに高配当株式ETFを買い始めてしまって、絶好の買付機会を逃してしまったのです。

過ぎ去ったことを悔やんでも仕方ありません。前を向きましょう。ビザという素晴らしい企業の株式を追加で取得できたことを喜ぶべきです。


【V】通期業績推移

5年間で、売上高は80%増加し、営業利益は94%増加、純利益は122%増加しました。営業利益率は驚異の65%付近を維持しています。こんな会社、他にないよ!

現在はコロナ禍で消費が減少し、クレジットカードの利用が減っているため、投資家の見通しも厳しいことが株価に反映されています。現在は、コロナショック直前の高値から10%程安くなっています。

しかし、各金融機関が発表している投資判断を見ると、現在はやや割安なのかなと思います。4月27日以降、ビザへの投資判断を引き下げた金融機関はありません。発表したほとんどで「買い」や「アウトパーフォーム」となり、「中立」はUBSのみです。また目標株価は、最高はシティグループの223ドル、最低はUBSの188ドルです。金融機関10行の平均値は202ドルで、現在はそれを5%程下回っています。

コロナ禍の前の世界には戻らないと言われています。消費のシーンも対面から、非対面へシフトします。そうすると、消費が持ち直してきた時にクレジットカードが使われるシーンは確実に増えるでしょう。その時に、クレジットカードのシェアで6割を占めるビザが優位に立っているのは間違いありません。


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