こんにちは。時短父さんです。

独立系投信直販・運用会社のセゾン投信は、7月5日新たなサービスを始めました。それは定額換金サービス『セゾン定期便』です。

投資信託での運用といえば、定期積立が一般的な考えでしたし、今でもそうでしょう。定額換金サービスとは、簡単に言えば定期的に解約ができる(現金に換金できる)サービスで、定期積立の逆です。セゾン投信の言葉を借りれば、資産運用の入口だけでなく、出口までを一貫してサポートするサービスとなっています。

「セゾン定期便」は、長期間積み上げてきた投資信託を定期的に換金し、顧客の口座 へ振り込むサービスです。

換金方法としては、当初2つを予定しています。
一つは「定口」解約。保有する口数を指定した期間で、等分して毎月または隔月で解約して受け取ります。
もう一つは「定額」解約。10,000円以上1円単位で指定した定額を毎月または隔月で解約して受け取ります。
セゾン投信は「定口」を推奨しているようです。サービスの利用料は無料です。
セゾン定期便


セゾン投信が「セゾン定期便」を始めた理由を、新社長の園部鷹博氏はこう述べています。

お客さまに資産形成の入口から出口までトータルでサービスする会社であるということを理解していただきたい」「資産形成の入口から出口に至るまでに必要な様々なニーズにお応えできる存在として、私たちのサービスをバージョンアップしていきたい」

確かにそれもあるでしょう。投信販売会社として、投資家にファンドを買ってもらって、「はい、おしまい」では無責任ですからね。入口を用意したなら、責任持って出口も用意してもらいたいものです。

しかし、セゾン投信が定期換金サービスを始めた理由には、もう一つあると私は考えています。
それは急激な資金流出の防止です。
投資信託にとって顧客からの資金流出入は極めてセンシティブな問題です。何故なら、資金流出入はファンドの信用力を表すからです。資金が流れ出し続けているファンドに投資したいと思う投資家は少ないですよね。

投資信託で運用したものを、いつかは現金化します。ファンドも顧客に現金を渡すには、運用資産を売却して現金化する必要があります。そのタイミングが集中してしまうと、資産売却額が膨らみます。大量の株式が売られる状況になれば、残された資産価格にまで影響を与えかねません。

セゾン投信の資料によると、同社が運用する2つのファンドの顧客層は40代までで70%を占めています。今すぐに解約が急増する状況にはないものの、ファンドで資産運用をしていた世代が、退職後に一気に資金を引き出したとしたら・・・

これを少しでも緩和させる狙いがあるんじゃないかなと思うのです。そういう点と、先ほどの出口戦略として、これを提案することで、顧客本位のサービスを提供したかったんじゃないかな。いずれにしても、「セゾン定期便」は顧客に寄り添ったサービスとなり得ると思うので、今後もセゾン投信のファンが増えて行くことは間違いなさそうです。


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