こんにちは。時短父さんです。

公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2020年1~3月期の運用損益が四半期として過去最大となる17兆7072億円の赤字になったと発表したことを受け、報道各社が騒いでいます。

国民から集めた年金資金の運用の失敗を印象付けたいのでしょう。資産運用は長期で見るものであって、四半期単位、一年単位で結論は出せません。

だいたい累積収益は53兆円と、今回の赤字を遥かに上回っています。さらに、4月以降の株高で赤字は縮小しているだけでなく、黒字転換している可能性すらあります。


短期の収益に一喜一憂するよりも、私たちはGPIFが長期間で収益を生み出してきた仕組みを学ぶべきです。

GPIFのポートフォリオは、簡単に言うと、国内株式25%、国内債権35%、外国株式25%、外国債権15%となっていています。株式と債券の割合は半々です。

リスクを取って高リターンを狙いつつ、守るところは守っているポートフォリオです。

とりわけ外国株式については、積極的な運用が目立ちます。外国株式の組み入れ銘柄を見てみると、上位には誰もが知っているようなIT株、ハイテク株が勢揃いしています。 

マイクロソフトに、アマゾンに、アップルに、アルファベットに、フェイスブックです。

ハイテク株以外にも、ジョンソン&ジョンソン、ビザ、マスターカード、プロクター&ギャンブル、ベライゾンに、AT&T など馴染み深い銘柄も上位にいますね。バークシャー・ハサウェイも持っていますね。

米国株以外にもスイスのネスレや中国のアリババ、テンセント、台湾の台湾セミコンダクターなども組み入れています。
GPIF上位組入れ銘柄(外国株式)

3月末時点での外国株式の組み入れ銘柄数は2722。
そう、GPIFは特定の銘柄だけで累積53兆円もの収益を上げたのではありません。さらに言えば、国内債券5276銘柄、国内株式2389銘柄、外国債券8643銘柄など多数の銘柄に分散投資をして、それを達成してきました。

これは私たち個人投資家に有益な示唆となります。数名柄への集中投資でなくても、数百銘柄への分散投資で十分なリターンを狙えることを示しています。

これらを実践するには、例えば米国株に限定するならバンガード・S&P500ETE (VOO)だったり、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)だったりします。

世界の株式市場に投資するなら、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)も候補です。

またGPIFのポートフォリオを真似したいのなら、セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドも候補ですね。


いずれにしても、これらは多数の銘柄への分散投資が奏功している金融商品です。きっと個人投資家の資産を豊かにしてくれることでしょう。

私達には、GPIF の「損失」ニュースに惑わされずに、投資の本質を見抜くことが求められますね。


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