こんにちは。時短父さんです。

2020年も6月が終わりました。
6月上旬、米国株は5月からの勢いをそのままに、株価の上昇を続けてきました。特に5月の米雇用統計が思いの他良かったことが好感されて、買いの材料になりました。13.3%となった失業率が、予想(19%)を大幅に下回る水準だったり、雇用者数が前月比250万人増加したのでしたね。

しかし、米国各州でコロナの感染がさらに広がりを見せたことで、11日にダウ平均株価は1800ドル以上の下落を見せました。その後は一進一退で、月末に盛り返しを見せたものの、結局6月30日のダウの終値は25,812ドルとなり、前月比で1.7%高でした。

S&P500はダウ平均と同等の1.8%高だったのに対して、ナスダック総合指数は6.0%高と絶好調でしたね。IT・ハイテク株は強いですね。

ダウ平均株価は1.7%高となったことで、月別騰落率の回数(1985年以降)では、6月は上昇と下落が18回で同数となりました。もともと6月は上昇・下落どちらにも転びやすい月だったので、先月もダウ平均株価がボックス圏にあったことは理解しやすいです。

月別騰落率回数

個別株では、ダウ平均株価の1.7%を上回ったのは7銘柄、下回ったのは23銘柄となりました。
前月末比で上昇したのは10銘柄、下落したのは20銘柄でした。
2020年6月銘柄別騰落率

構成銘柄のうち2/3が下落したのに、平均株価が上昇したというのは解せませんね。

理由は、平均株価の構成率にあります。6月末時点のダウ平均株価の構成率をグラフにすると以下のようになります。

ダウ寄与率

そう、アップル(AAPL)が10%、マイクロソフト(MSFT)が5%、ボーイング(BA)が5%となっているのです。これらが平均株価を引き上げたのです。

ボーイング(BA)は前月末比25%高と爆上げでした。従業員1.2万人削減を発表したことや墜落事故を2度起こした、ボーイング737MAX型機の試験飛行再開によって、買いが入りました。ただ5月の航空機引き渡し数が4機(旅客機はゼロ)に留まりました。

ナスダックが絶好調だったこと同様に、ダウ構成銘柄でもアップル(AAPL)マイクロソフト(MSFT)が2桁の上昇となり好調でした。マイクロソフトも直営店の恒久的な閉鎖を決めたことがニュースになりましたね。OSからクラウド事業にシフトしていく方針が、これで鮮明になりました。

さて、7月はというと、平均株価は上昇するでしょう。
最初のグラフに戻ってもらいのたのですが、過去35年間で7月は上昇が25回、下落が10回でした。これは11月と12月と同じく、71%の確率で上昇しているのです。

そしてその25回の平均上昇率は3.1%となっています。逆に下落の10回分の平均は-2.6%です。

懸念材料は、FRBによる資本規制でしょう。景気後退で支援を受けた企業は、自社株買いや配当の増配を制限されています。米国企業の株価上昇の半分近くは、これら株主還元によって下支えされてきたことからすると、株価の下押し要因になると思います。

とはいえ、株価下落は資産を多く買えるチャンスです。短期で利益を上げる必要のない私たち個人投資家は、株価が上がっても、下がっても喜べるポートフォリオを築いていけば良いと思います。


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