こんにちは。時短父さんです。
私は高配当株・連続増配株に投資して、配当を受け取りながら、それを再投資して資産を増やし、かつ次の配当を増やす投資法を実践しています。
しかし、隣の家の芝生は青く見えるものと言われるように、ナスダック総合指数が連日最高値を更新するのを見聞きすると、アマゾン・ドットコムやアルファベット、アップル、ズーム・コミュニケーションズに投資しておけば良かったかなと、焦りに似た気持ちになるのです。
だって3月の底値でアップルやアマゾンを買っていれば、3ヶ月で100万円は160万円になっているのですから。1000万円は1600万円に!!
その一方で私はIBMやエクソンモービル、フィリップモリス、高配当株式ETFを買い進めていました。毎年たった数万円の配当を貰う権利を得るためにね。
ここで疑問に思うのは、私みたいなサラリーマン投資家は資産拡大を目指すべきなのか?それとも配当のようなキャッシュフローの増加を目指すべきなのか?ということです。
結論から言うと、二者択一ではなく、同時並行に進めたらいいと思うのです。
何故なら、私達は個人投資家であって、機関投資家でないからです。
機関投資家は、顧客から資金を預かり高い投資パフォーマンスを期待されていますから、資産(純資産総額)の拡大が至上命題です。
またライバルの機関投資家との競争もあります。資金がライバルに流れれば、職に関わる問題です。
従って機関投資家なら、資産拡大を目指すべきですし、そうせざるを得ない事情があるのです。だって機関投資家のパフォーマンスが低かったら、顧客はそこに資金を預けず、自分で運用しますよね。
一方、私達は個人投資家です。誰かに期待されてもいないし(自分は期待するかもだが)、誰かと競う必要もありません。バフェット太郎さんより良いパフォーマンスを上げたい!と勝手に仮想相手を作るのはいいけど。
サラリーマンには給料という定期的な収入があります。しかし、その水準に満足することはあまりなく、いつも足らない、もっと増やしたい、とどこかで思っているはずです。給料以外の収入も、できれば働かないで得られればいいのなぁ、と思うこともあるでしょう。
だから高配当株などに投資して、定期的に配当を受け取るのは凄く魅力的です。ただ単に不労所得が増えるから良いだけではなく、配当は投資家のキャッシュフローを改善してくれます。
キャッシュフローは家計にとっての生命線であると同時に、その増加はサラリーマン投資家に将来の経済的自由をもたらし得るものです。いつまでも働いていたくない(早期リアタイヤしたい)、働くとしてもやりたい仕事に挑戦したいと思っているのなら、キャッシュフローの増加はその選択肢を与えてくれます。
じゃあ、配当利回りが高い株式に投資して、効率的に早く、より多くの配当(キャッシュフロー)を得ようとすればいいのか?というと、必ずしもそうではないのです。
キャッシュフローを増やすにしても、やはりその元となる資産が必要だからです。資産を増やし続けないことには配当はほとんど増えて行きませんね。今の配当利回りに目を奪われて、資産が減るようなことは避けなければなりません。
従って、サラリーマン投資家は資産の拡大を図りつつ、将来的なキャッシュフロー増加を目指して行くべきなのです。
そのやり方は人それぞれです。私みたいに積立投資と配当再投資で、資産を増やすやり方もあれば、グロース株に賭けてまずは資産を一気に拡大させるやり方もあります。
投資のやり方は様々ですが、目的は資産拡大とキャッシュフローの増加の両方にあります。投資に迷いがあった時は思い出してみて下さい。
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