こんにちは。時短父さんです。

株式投資で配当を受け取るには、投資する企業が設定する権利落ち日(英語ではex-dividend dateと言いますね)の前営業日までに、株式を買い付けて、保有しておく必要があります。せっかく買うのだったら、権利落ち日を意識してもいいのかなと思います。

ただ米国株の場合、日本株と違って、ほとんどの銘柄において四半期に一回は配当支払が行われるため、配当を受け取るチャンスは多いです。だから何が何でも、この日までに拾っておこうとして、無理な投資行動を取る必要がないことも、また確かですね。

理論上、権利落ち日には配当分だけ株価が下がることになります。そのため、日本株の場合は半期に一回、または年に一回しか配当支払(権利落ち日)がないので、その下落幅は、米国株よりも大きくなりますね。逆を言えば、米国株は権利落ち日を境にした株価変動は小さく済みます。

日本株なら、権利落ち日に株価は下がるから、それを待って投資する、というのも選択肢です。でも米国株なら権利落ち日前に買った方が、配当も取れるし、結果的には良いと考えています。


さて、6月第4週も米国株では権利落ち日を迎える銘柄があります。ここでは、そのなかでも増配銘柄、減配銘柄をピックアップします。通常だと30年以上連続増配銘柄も紹介するのですが、6月第4週は該当銘柄は一つのみで、かつこれが増配銘柄となっています。

増配銘柄
まずは増配を発表している5銘柄です。ここでは、銘柄名(ティッカー)/権利落ち日/四半期配当/増配率/※連続増配年数をご紹介します。

WR・バークレイ・コーポレーション(WRB)/6月22日/0.12ドル/9.1%
ペンビア・パイプライン(PBA)/6月24日/0.1554ドル/3.8%
デズウェル・インダストリーズ(DSWL)/同上/0.09ドル/12.5%
ダナハ―(DHR)/6月25日/0.18ドル/5.9%
メデトロニック(MDT)/同上/0.58ドル/7.4%/※41年連続増配
【MDT】配当推移


今日は紹介銘柄が少ないので、注目銘柄にコメントをしてみます。

ダナハ―は、ライフサイエンス・医療診断機器などの工業製品メーカーを保有する会社で、1984年以降400超の買収を重ねて成長してきた会社です。特筆すべきは株価推移。株価は5年前に比べて2.7倍になっただけでなく、コロナ・ショックを優に乗り越えて最高値を更新しちゃってます。コロショックで落ち込んだ時に買えてたらなぁ・・・(苦笑)
株価


減配銘柄
残念ながら減配を発表した銘柄も2つあります。銘柄名(ティッカー)/権利落ち日/四半期配当/減配率を記します。

マーサー・インターナショナル(MERC)/6月24日/0.065ドル/52.7%
コバンタ・ホールデングス(CVA)/6月25日/0.08ドル/68.0%

いつもながらに思うのですが、増配する時は数%の率なのに、減配する時は50%以上はザラで、本当にヤバいんだなって思いますね。


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