こんにちは。時短父さんです。

米マイクロソフト(MSFT)は9月支払分の四半期配当を発表しました。
発表文によると、一株当たりの四半期配当は0.51ドルで、支払日は9月10日、権利落ち日は8月19日となっています。

四半期配当の額は前回(6月)と変わらずでしたね。というか、先日マイクロソフトから6月分の入金があったばかりで、もう9月分の発表とは早いですね。

マイクロソフトはあまり「配当」のイメージがなかったのですが、実はそこそこに長い期間増配をしています。

これまで15年連続で増配を繰り返しており、今年で16年目です。15年間の平均増配率は13.9%となっていて、かなり高いのです。

配当推移

とはいえ、マイクロソフトをインカム銘柄として考えている投資家は多くないですね。だって配当利回りは1%ちょっとですから。

100万円投資して、年間配当1万円ではね・・・それなら配当利回り6%、7%あるタバコ銘柄(フィリップモリスとか)に投資した方が効率的です。

前々からマイクロソフトにはずっと興味を持っていたんですが、どうも配当利回りの呪縛から抜け出せなくて、買うことができないでいました。自分はインカムゲイン(不労所得)を投資の目的にしているんだから、低利回りのグロース株なんかは買わない、みたいな変なプライド。

でも、高配当利回りで買った銘柄のいくつかは株価がさらなる暴落に見舞われる始末に。例えば、クラフト・ハインツやJT、メーシーズです。表面的な配当利回りだけを見ていてはダメだと反省したのです。

それで私は今年になってやっとマイクロソフトに投資を始めました。コロナショックで暴落する前(最高値付近だったかな)に買っていたんです。

今更何故マイクロソフト?と疑問に思うかもしれません。グロース株の流行り廃りは激しく、ハイテク株も例外でなく、今はZoomを買うのが正解なのかもしれません(ぶち子さん、勇気あるよね)。

しかし、私はやはりこれまでの配当実績を重視したい。配当に何も実績がないところに投資するのは、やはり怖いのです。実績は将来の配当を保証するわけではないものの、確実性は高まります。

だから私は今後もマイクロソフトの買い増しを続けます。そして他の保有銘柄と同等規模まで保有比率を引き上げるつもりです。利回りが低い分、同じ額を高配当株に投資するよりも、受け取る配当金は遥かに少ないですが、それでいいのです。

マイクロソフトがこの先も私たちの生活やビジネスのインフラであり続ける限り、同社には莫大なキャッシュフローが舞い込んできます。30%を超える営業利益率に加え、毎年のように増加する営業キャッシュフローは、マイクロソフトにキャッシュをもたらし続けます。

【MSFT】CF推移

現在の配当性向は40%を割っており、今後の増配余地も十分です。半年後(12月支払い分)は、増配のタイミングです。過去の推移から言っても8〜10%の増配は堅いと思っています。

仮にマイクロソフトの株価が伸びなくなったとしても、配当は伸び続けるでしょう。そして、数年後には配当貴族に仲間入りし、いつかは高配当株として名声を得ると思っています。


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