こんにちは。時短父さんです。
6月2日に基準価額が5万円を回復した「ひふみ投信」が5月度の運用レポート(ひふみのあゆみ)を発行しました。
組み入れ銘柄数は、前月より6銘柄増えて、過去最高の247銘柄となりました。前月(4月)はわずか1銘柄の増加に留まっていましたが、5月は積極的に保有銘柄を増やしに行ったようです。

ひふみマザーファンドの純資産総額は6,943億円で、前月より8.6%増加しました。2ヵ月連続の増加となり、明らかに株高の影響を受けたと見られます。その内訳(資産配分比率)を見ると、国内株式は72.48%(前月69.6%)、海外株は12.60%(同12.2%)、投資証券は1.00%(同1.00%)、現金は13.92%(同17.2%)となっています。
国内株式の保有比率が約3%ポイント増加したのに対し、現金が減少しました。海外株式は、米国株全体は好調だったにも関わらず、微増に留まりました。国内株については保有株を買い増したり、新規銘柄の取得を行ったりしたのでしょう。米国株については一部を売却したのかもしれません。
国内株式の保有比率が約3%ポイント増加したのに対し、現金が減少しました。海外株式は、米国株全体は好調だったにも関わらず、微増に留まりました。国内株については保有株を買い増したり、新規銘柄の取得を行ったりしたのでしょう。米国株については一部を売却したのかもしれません。

組み入れ銘柄の上位には大きな変化がありました。3ヶ月連続で1位だったドミノ・ピザ(DPZ)が2位へ陥落。代わって、国内株でインフラの補修や補強を行うショーボンドーホールディングス(1414)が1位になりました。ドミノ・ピザの株価は特に下がった様子は見られませんので、5月中に一部売却した可能性が高いです。
3位に東京センチュリー(前月4位)が、4位にはマイクロソフト(同10位)がランクインしました。ナスダック市場の牽引役がひふみ投信でも存在感を見せています。
運用会社レオス・キャピタルワークスの藤野社長による自己評価は上々です。東証株価指数TOPIX(配当込)が6.8%上昇したのに対し、ひふみ投信は8.2%上昇し、好調さを維持しました。ひふみ投信がTOPIXを上回るのは2ヶ月連続です。
興味深いのは、現金比率についてのコメントです。当面は10%以下には下げない考えを示したのです。また「これ以上市場が上昇したら、値上がり銘柄を中心に一部現金化する」考えも併せて示しました。
これは、今後起きうる第2のパンデミック、さらには株式市場の大暴落の可能性を予見しているからに他なりません。前回3月の大暴落の前には、ひふみ投信は2,000億円もの現金を保有するに至り、その比率は3割を超えていました。それが危機下における緊急的な対応だったのは確かでしょう。
しかし、2017年9月から2020年1月までの2年半もの間、現金比率を10%未満に抑えていた(2020年1月は0.7%だった)ことを考えると、10%以上の確保はひふみ投信にとっても「新常態」となる可能性が高いです。
ひふみ投信に投資しない個人投資家にとっても、藤野社長のコメントは頭の片隅に入れておいた方が良さそうです。株価上昇局面にイケイケドンドンで資金を突っ込むのではなく、暴落に備える(=チャンスを掴む)ことを常に怠らない努力が求められます。
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これは、今後起きうる第2のパンデミック、さらには株式市場の大暴落の可能性を予見しているからに他なりません。前回3月の大暴落の前には、ひふみ投信は2,000億円もの現金を保有するに至り、その比率は3割を超えていました。それが危機下における緊急的な対応だったのは確かでしょう。
しかし、2017年9月から2020年1月までの2年半もの間、現金比率を10%未満に抑えていた(2020年1月は0.7%だった)ことを考えると、10%以上の確保はひふみ投信にとっても「新常態」となる可能性が高いです。
ひふみ投信に投資しない個人投資家にとっても、藤野社長のコメントは頭の片隅に入れておいた方が良さそうです。株価上昇局面にイケイケドンドンで資金を突っ込むのではなく、暴落に備える(=チャンスを掴む)ことを常に怠らない努力が求められます。
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