こんにちは。時短父さんです。

ここ数カ月、どんな記事を書くにしても「新型コロナ」のことに触れない日はないですね。ウィルスなんて、目に見えない小っちゃいやつなのに、経済や株式市場へのインパクトが大きい過ぎます。緊急事態宣言が解除されたのに(されたから?)、都市部では感染者が増えてきていて、市民の生活がまた制限されるかもと思うと、ほんと嫌になります。

でもこの数カ月間で、「新たな生活様式」とか「新常態」とか、今までとは違った過ごし方、生活の仕方、働き方を身に着け始めてきて、日本人も、世界の人も、人類の適応力に感心しています。私も昨日はテレワークしていました。通勤ストレスがないだけで、あんなに快適なら、もうオフィスはいらないですね。これが新常態になれば、オフィスの賃料も削減できて、少しは給料に還元してもらえるのになぁと淡い期待をしています(笑)。


さて、5月もまもなく終わります。毎月恒例の各資産額の集計です。今日は企業型確定拠出年金の資産額を確認します。3月はコロナで大打撃を受けた確定拠出年金の資産額は、4月に少し盛り返していました。さて、5月はどうだったのか・・・?

確定拠出年金利回り(2020年5月)

総資産評価額は228.2万円でした!!これは前月比19.9万円の増加、9.6%の増加に相当します。拠出額は、1万円のマッチング拠出を含めて3万円ちょっとなので、17万円弱分が各市場の恩恵を受けたことになります。

評価損益は22.8万円でした。これは前月比16.7万円増加、273%の増加に相当します。

利回りは+3.03%でした。前月より2.14%ポイント増加しました。

資産額、評価損益、利回りの推移は以下の通りです。

資産額推移

資産額は過去3番目の水準まで回復し、これまで最高額の2020年1月と比べても5%弱となりましたが、評価損益はまだ51%も低くなっています。ちなみに資産額は前月末比で9.6%増加しましたが、保有するファンドの基準価額は4.3%増加しました。

資産額は、毎月の拠出により積み上がっていきますので、増えて当然ではあります。それと、確定拠出年金は積立投資の形式をとっています。ドルコスト平均法により、価額が安い時期に買ったものが、ここに来て資産額を押し上げた可能性もあります。

下のチャートは、保有ファンド(DIAM外国株式インデックスファンド)の年初来基準価額と買付時期を赤色○で示しました。

DIAM外国株式インデックス基準価額(2020年)

資産額は回復してきましたが、やはり「儲け」を示す評価損益が増えて行かないと、リスクを取って株式に投資している意味がありません。

その評価損益は、基準価額に左右されます。基準価額は年初からまだ10%ほど低くなっています。主要株価指数では、5月29日現在でダウ平均が-10%、S&P500指数が-5.8%、ナスダック総合指数は+5.8%となっています。ダウ平均と同等のパフォーマンスですね。

ナスダック総合指数やS&P500指数と比べてしまうと、見劣りしてしまいますが、外国株式インデックスファンドは、ダウ平均に連動するわけではありません。むしろS&P500やナスダックに肉薄するパフォーマンスを収めるのでは?と期待しています。

理由は、組入れ銘柄です。4月末現在の組入れ銘柄数は1320で、その上位10銘柄は以下のようになっています。
上位10銘柄(2020年4月末)

マイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット、ビザ・・・グロース株が上位を占めています。しかもビザを除く銘柄たちは、ここ最近のナスダック総合指数上昇の立役者たちです。これらが今後も同ファンドのパフォーマンスを押し上げてくれると期待したいと思います。

確定拠出年金の積み立て期間は、まだまだ数十年続きます。この先も1回や2回は、リーマンショックやコロナショックみたいな暴落が起きることでしょう。ですから、さすがに50歳を過ぎたくらいから、一部を安全資産へ預け替えするなど、資産防衛をしていくべきでしょうね。それでも株式の優位性は変わらず、その恩恵は受け続けて行きたいものです。


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