こんにちは。時短父さんです。

メモリアルデー休暇明け後のニューヨーク株式市場は、前日のアジア市場上昇の流れを受けたことと、新型コロナのワクチン開発への期待から、休暇前に比べて529ドル(2.17%)高の24,995ドルで取引を終えました。一時は600ドルを超える上昇となったものの、取引終盤にかけて上昇幅を縮小しました。

前日比8.9%高のゴールドマン・サックス(GS)やJPモルガン・チェース(JPM)など金融が高かった他、レイセオン(RTX)やダウ(DOW)、ボーイング(BA)、スリーエム(MMM)、キャタピラー(CAT)など製造業が値を上げました。各国で経済活動の再開が徐々に始まっており、それを期待する買いが入ったものと思われます。

一方、ダウ平均株価最大の構成比率(8.69%)のアップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)などNASDAQ上場銘柄は値を下げています。ダウが2%高だったのに対して、NASDAQ総合指数は0.17%高に留まっています。S&P500指数もアップルとマイクロソフトの下げの影響を受けて、1.23%高に留まりました。
主要3指数の推移

とはいうものの、年初来からの推移を見れば、NASDAQ総合指数は他指数を大きく引き離すパフォーマンスを示しています。5月26日現在、NASDAQ総合は+4.1%、S&P500指数は-7.4%、ダウ平均株価は-12.4%となっています。

NASDAQはハイテク銘柄が主力となっていて、その恩恵を十分に受けることができます。コロナウイルスの蔓延で、百貨店、航空、旅行など旧経済は大打撃を受けましたが、オンライン、ネット、デジタルといったワードが象徴するようなビジネスにとっては追い風となったからです。S&P500指数も構成比率の半分近くをハイテク銘柄やネット関連銘柄が占めています。

相対的にハイテク銘柄の比率が低い代わりに、「工業株」の名を冠しているだけあって、旧経済を代表する製造業がいまだに多く残っています。ある意味では、バランスのとれた構成比率となっているのですが、このご時世では取り残されかねません。


にしてもですが、コロナショックで落ち込んだ株価(指数)の回復ペースが速すぎます。株価回復は嬉しい反面、もうちょっと待ってくれという気もしなくもない。というのも、まだこの落ち込んだ期間に、保有銘柄の買い増しが十分に行えていないからです。

コロナの影響が株式市場に出て、年初の水準を下回り始めた2月下旬以降、これまでに8回の買い付けを行い、6300ドルを投資してきました。買った銘柄は、エクソンモービルを18株、マイクロソフトを5株、IBMを8株、コカ・コーラを20株、米国高配当株式ETF(SDY)を20株(計2回)、AT&Tを29株、フィリップ・モリスを13株です。

NASDAQ総合指数の水準を見れば、もうマイクロソフトはかなりの高水準です。今更買い増しても・・・てな感じです。底で買いたかったな。

でも仕方ないですよね。いつが底かなんて、後になってみないと分からないことですし、私みたいなサラリーマン投資家には潤沢な資金があるわけでもありません。毎月入金できる額なんてたかが知れてますし、今年はボーナスも去年の半分以下になりそうだし。そんな中、ここが底値だーと思って全力買いしても、失敗します。

私みたいな人は細々と積立を続けるしかないのです。細々とでもやったことで、6300ドルの投資という結果が残りました。

NASDAQは年初来の水準を取り戻し、少し割高感が出始める頃でしょう。それに比べてダウはまだ安いのかもしれません。実態経済が伴わない中での株高は、ちょっと怖い気もしますが、緩やかに回復しているこの時期を逃さないようにしたいですね。個人的にはもう少しゆっくりでもいいよと思う。

幸いETFをポートフォリオに組み入れたことで、市場全体とまではいかないものの、高配当株・連続増配株のなかでは、好調な銘柄の取りこぼしを防ぐことができそうです。

今はまだ株式評価額が大きくマイナスのままですが、この時期の買い増しが、中長期的に大きなプラス材料となることを期待しつつ、これからも買って行こうと思います。特別定額給付金、早く振り込まれないかなぁ(笑)


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