こんにちは。時短父さんです。

米大手金融機関による米国株の今後についてのレポートが相次いで発表されています。それらをまとめるとS&P500指数は、今後数カ月で2,400ポイントまで落ち込んだ後、年末に3,000ポイント、1年後には3,160となる公算が高いです。

では詳しく見て行きましょう。

5月12日付のブルームバーグの報道によると、ゴールドマン・サックスは今後3ヵ月で2,400まで落ち込んだ後、年末までに3,000まで回復すると予想しています。企業が当初計画していた自社株買いの50%をすでに実行していること、法人税増税のリスクもあること、そして米中の貿易摩擦が再燃することで事実上の消費増税になり得ることが、リスクとして挙げられます。

ゴールドマン・サックスの株式戦略担当を務めるデービット・コスティン氏は「一つの悪材料で相場が一気に下がることはないかもしれないが、投資家が軽視している問題やリスクは数多いと当社は確信しており、このことは当社の顧客との話し合いからも確認される」と述べています。

次にシティグループが5月18日に発表した顧客向けレポートでは、2021年6月にはS&P500指数は3,160、ダウ平均株価は24,800ドルまで回復するとしました。これは現在比では前者が約7%高、後者は約15%高になるとのこと。また2月の底値からの回復はS&P500指数で81%、ダウ平均株価は90%回復することになります。

同水準までの回復に要する期間としては、2008年金融危機時よりもかなり早くなっています。金融危機時はS&P500指数は1,100日、ダウ平均株価で1,288日かかりました。今回のコロナショックでは465日で同等の回復を見込んでいます。

シティの予想は、市場関係者のなかでは最も強気な見方ではあります。そしてアナリストのトバイアス・レフコビッチ氏が述べたように「予測には新型ウイルスワクチンや治療法への期待が反映されている」ことを忘れてはいけません。


更にバンク・オブ・アメリカは、ファンドマネジャー対象の月次調査を行い、投資家は株式や高リスク資産について弱気な見方をしていることが分かりました。新型コロナの「第2波」が市場の最大リスクと見なしているようです。また戦後最悪となった失業率の高止まりや欧州連合(EU)の分裂もリスクとして挙げられています。

調査に回答したアナリストのうち75%がU字回復またはW字回復を予想。V字回復を予想したアナリストは10%でした。U字回復は、回復までに2四半期(半年)以上かかることを意味し、W字回復は、一旦回復した株価が2番底に見舞われることを意味します。


これらの専門家の株価に対する見方をまとめると、冒頭に書いたような推移になるわけです。
グラフにすると以下のような感じに。
↓↓
S&P市場予想

S&P500指数の最高値は2月19日の3,386ポイントでしたね。コロナショックで2ヵ月後の3月23日は2,237まで34%下落しました。その後は大規模な金融緩和と財政政策に支えられて2,900ポイント前後まで回復しました。現在もまだ最高値からは13%安となっています。

予想では、その後3ヵ月で2400ポイントまで落ち込み、年末に3,000を回復、2021年6月に3,160となるのです。これはバンク・オブ・アメリカの調査で回答の多かったW字となっています。大方はこのような見方のようですね。

これらはあくまで現段階での見通しであって、今後どうなるかはまだ分かりません。私たちにできることは、市場の変動に一喜一憂せずにコツコツと積立投資を行っていくことです。そうすれば、2番底が来たとしても狼狽えることなく、しっかりと資産を積み上げていくことができます。


今日もポチっとお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ