こんにちは。時短父さんです。

米医薬ベンチャー企業のモデルナ(MRNA)は、新型コロナウィルスへのワクチン開発において、同社が開発し、同米国当局が主導して初期治験を行っていたワクチン(mRNA-1273)で、有効な結果が出たと発表しました。

治験では18歳~55歳の治験患者に対して、25μg(マイクログラム)と100μgを投与して43日間、250μgを投与して29日間様子を見た結果だそうです。全ての治験患者に新型コロナに対する抗体が見られ、同ウィルス感染症から回復した患者と同等レベルでした。

モデルナ社のワクチンについては、米食品医薬品局(FDA)がファストトラック(優先承認審査)に指定していました。ファストトラックは、重篤な疾病に対する治療薬やワクチン開発を支援する目的で指定され、指定されるとFDAとの優先的で円滑な意思疎通が可能となり、審査を迅速化するものです。同社は、ジカ熱ワクチン(mRNA-1893)やプロピオン酸血症用ワクチン(mRNA-3927)で、ファストトラックに指定されていました。

モデルナ社は既にFDAよりフェーズ2の治験開始承認を受けていますし、フェーズ3も初夏には開始できるものと発表しています。


「フェーズ1の結果が有効であったとの報告を受け、モデルナのチームは7月頃のフェーズ3の開始を、安全かつ早期にできるよう照準を合わせていく」とモデルナ社のステファン・バンセルCEOはコメント。「私たちは感染症から多くの人を守れるように生産能力と規模を拡大させるため、投資を増やしていく」としました。

モデルナ社の発表を受けて、同社の株価は前日比19.9%の上昇となりました。2月下旬くらいまでは20ドル前後で推移していましたが、その後ワクチン開発の期待から徐々に上昇していました。18日の終値は80ドル。3ヵ月弱で株価は4倍に膨れ上がりました。

株価

新型コロナへのワクチン開発は、現在世界中で100社以上が行っているそうです。医薬品の主力メーカーでワクチン開発を行っているファイザー(PFE)やジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価は、それぞれ0.82%高と0.05%高で軟調でした。ダウ平均株価が3.85%高だったのとは対照的です。モデルナ社へ資金が流れたのは明らかですね。

ワクチン開発の見通しが立つと、やはり経済再開への動きが加速しそうで、期待できます。期待が期待で終わらないことを祈るばかりです。ワクチンと治療薬の両輪で、新型コロナ感染症の拡大を止めて、経済を回して行くしかないのでしょう。ジョンソン&ジョンソンも頼みますよ!!


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