こんにちは。時短父さんです。

米コングロマリットのスリーエム(MMM、以下3M)は、4月の月間売上高を発表しました。月次ベースでの売上高の公表は初めてのことで、その内容に注目していましたが、どうだったのでしょうか?

そもそも何故月次ベースの売上高を発表するに至ったかといえば、コロナウィルス感染拡大により通期の業績見通しを撤回したことが理由です。月次売上高を公表することで、少しでも将来への見通しに役立てば良いとして、3Mのマイク・ローマンCEOが4月28日の決算発表で明言していました。

発表資料によると、全世界の売上高(4月)は23億ドルでした。これは前年同月比で11%の減少となります。既存事業かつ為替影響を除外したベースでは、12%の減少です。

「4月の結果は、概ね私たちが第1四半期決算発表で言及した通りの月次累計となりました」とローマンCEOはコメント。「引き続き、従業員の安全と健康に留意しつつ、全ての角度からこのパンデミックと闘うために、必要十分な量のマスク等を供給します」と述べてました。

部門別では、ヘルスケア部門は5%増加、消費者部門は5%減少、安全・産業部門は11%減少、交通・エレクトロニクス部門はなんと20%も減少しました。ヘルスケア部門の増収は、アセリティの買収効果によるもので、既存事業ベースでは10%減少となっています。

【月次】2020年4月部門別売上高

コロナウィルスは、3Mの様々な事業に大きな影響を与えています。エンドマーケット(末端市場)の需要は強まっています。例えば個人の安全やエレクトロニクス、バイオ医薬品の濾過などの分野です。一方でいくつかの分野では、社会的距離や在宅の方針により、これまでにない弱さを経験しています。口内ケア、自動車のOEM、文具やオフィス用品、一般産業用品などです。

地域別では、アジア太平洋は5%減少、EMEAは12%減少、米州圏は13%の減少となりました。アジア太平洋では、中国は7%増加したものの、日本は5%減少しました。3Mの売上高の3割を占める中国で、売上高の増加が見られたのは、3Mにとって朗報と言えるのではないでしょうか?

しかしまだまだ弱い数字ばかりで、暗い気持ちになりますね。4月の売上高発表後の株価は、一時3.4%下落しましたが、その後買戻しが入り前日比0.10%安で終えました。第2四半期の決算について考えるには、まだ少し早い気もします。でもそれなりの覚悟を持って臨んだ方が良さそうな気がします。


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