こんにちは。時短父さんです。

新型コロナの影響で株式市場は低迷が続いていましたが、ここ数日は少し明るい材料も見えてきた気がします。東京では感染者数が2桁に転じ、ニューヨーク州やジョージア州では一部の経済活動再開も始まるようです。それを受けてか、ニューヨーク市場では主要株価指数が上昇していますね。嬉しいことです。「期待」で上がる株価。実態がそれに伴ってくれることを願うばかりです。

さて、いつもより少し早いのですが、4月度の企業確定拠出年金の運用状況をまとめたいと思います。直近の株価上昇を受けて、少しは成績が改善されているかなと期待し、ニッセイの確定拠出年金専用の画面を見てみると、以下のようになっていました。

確定拠出年金利回り(2020年4月)

総資産評価額は208.2万円、評価損益はプラス6.1万円、プラス利回りは0.89%です。前月比では、総資産評価額は6.6%増加、評価損益はマイナス3.6万円からプラスに転じ、約2.6倍です。利回りは0.32%ポイント上昇しました。

資産額推移

私が投資しているDIAM外国株式インデックスファンドの基準価額は、まだ昨年末比で17%低い状態です。ただ底値だったと思われる3月24日時点では、31.6%も下落していましたから、そこから比べれば、持ち直してきたことは事実です。

とりあえず評価損を1ヵ月で解消できたことは良かったです。しかし安心はできませんね。まだわずかなプラス評価で、ちょっとの円高や、相場の2番底なんてのがあったらすぐにまたマイナスになっていまいます。それに実態経済はまだ最悪です。1-3月期の企業決算はまだコロナの影響が比較的少なく、4-6月期が本当の勝負です。各種経済指標も悪いものばかりになるでしょうから。

本当はこんな短期のプラス・マイナス評価なんて気にしていてはいけないのでしょうね。確定拠出年金は少なくとも60歳までは引き出せません。まだまだ何十年もある長い道のりです。目先の評価に惑わされない強い意志が必要です。

マイナス評価の時には、悲しむのではなく、むしろ喜ぶべきとの考え方もあります。つまり、それまでは高い値段で買っていただけで、相場が下落局面の時は安く買えるのだと。安い時に少しずつでも買っていけば、買値の平均を下げることができます。そうすれば、将来上昇した時に、それがリターンを押し上げる効果をもたらしてくれますから。私の場合、3月下旬から現在まで、おそらく2回買付が行われたと思いますので、平均買付価格は少しは抑えられたのかな。

先ほどのグラフを見ても、本当にゆーっくりではありますが、資産は確実に積み上がっています。これは会社拠出分に加えて、給与の一部を拠出している効果も出ているからでしょう。短期的には上がり下がりがあっても、長期的には増えていく。老後にどれだけ貯まっているか楽しみながら、淡々と投資していきたいと思います。


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