こんにちは。時短父さんです。

株式市場のコロナショックによって、株式投資家の資産は大きく減少していることと思います。それは個別株の運用だけでなく、老後に必要となる資金を運用している確定拠出年金でも同じことが起きています。リスクを取って株式メインの投資信託を買っていた人たちは、現在それを後悔しているかもしれません。

もちろん、確定拠出年金では株式投資以外にも、元本が保証された保険商品や預金商品が存在していて、そういうものを買っていれば、ほとんど影響はなかったことでしょう。今頃は、株式投資家を見て、やっぱり投資なんか止めておけば良かったに、と思っているのかもしれません。

さて月末には少し早いのですが、3月度の確定拠出年金の運用状況を確認しておきます。
確定拠出年金利回り(2020年3月)

資産総額は195.3万円でした。前月比で28.8万円(12.9%)減少しました。資産額は去年7月頃の水準に逆戻りしてしまいました。

評価損益は-3.6万円でした。前月比で32万円(112%)減少しました。評価損益がマイナスに転落したのは初めてのことです・・・

利回りは-0.57%で、こちらもマイナスに初めて転落しました。
資産額推移

ズタボロですね。確定拠出年金の資産を記録し始めてから1年以上たちますが、評価損益も、運用利回りも最低に。でも株価が大きく下げたら、こうなるだろうなとは予想がついていましたので、そこまではショックではないです。運用益が減少したり、利回りが低下するのは、気分がいいものではありません。しかし、この株式相場の下落や資産価格の下落は、むしろチャンスなんじゃないかくらいに思っています。

だって良く考えて下さいよ。この確定拠出年金での資産は、原則として60歳とか70歳以降に受け取るためのものです。今すぐ受け取らなければならないものではないのです。私の場合は、まだ20~30年以上残っています。このブログを読んでいる方の多くもまだたっぷり時間を残してあるはずです。あのリーマンショックからでさえ、まだ11~12年しか経っていないのです。あの時は資産価格が大暴落した訳ですが、結局4~5年程度で株価は元の水準に回復しました。

定年間近で今すぐに老後資金(現金)が必要というなら、コロナショックでは大損して頭を抱えることになるでしょう。資産価格がマイナスになった時点で現金化する必要があるので。それでも、少しずつ現金化すれば、残されたリスク資産がその価値を回復する時間稼ぎをすることは可能です。

まだ30~40歳代のサラリーマンは、コロナショックによる資産減少も、怯むことなく前を向き、淡々と資産の買い増しを続けていけば良いのです。この淡々と買い増しを続けるのは、個別株だと結構難しいのですが、確定拠出年金はそれがとてもしやすい。というか、私の場合は企業型なのでそれしかできない。会社(もしくは運用管理会社)が決めた日に、定額を買い付けています。投資資金の半分以上は確実に会社が負担してくれますし、投資資金をプラスしたいと思ったら、給与天引きしてくれるので、個人の負担感はすごく少なて済みますね。

とにかくコロナショックで資産が減ったとしても、それは一時的なことに過ぎません。時間が経てば、ショックは和らぎます。世界の人口は増加しており、中国やインドなど新興国は力を付け、米国をはじめとした先進国は圧倒的なブランド力を信用を持った企業をたくさん所有しています。この大きなトレンドを忘れてはいけません。これが続く限り、世界の企業価値は増加し続けていきます。当面は、とういう限定的な言葉になりますが、確実に投資家にリターンをもたらしてくれると思います。


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