こんにちは。時短父さんです。

米たばこ大手のフィリップ・モリスインターナショナル(PM)は、23日COVID-19の感染拡大で大きな被害を受けているイタリア(ボローニャ)にある、Manufacturing Technology Bologna(以下、MTB)での生産活動を1週間停止すると発表しました。

同社は、イタリア政府と調整しながら、出来る限り早期に操業を再開したいとしています。操業停止となると、市場に出回っている商品がなくなったりする心配があるわけですが、今のところこの懸念はなさそうです。すでに世界中のいくつか工場では操業を一時的に(1~2週間程度)停止しているにも関わらず、フィリップ・モリスは品薄になるようなことは予想しておらず、消費者は十分に自社製品へのアクセスが可能だと見ています。

プレスリリースによれば、現在世界中にある自社製品の在庫は、加熱式たばこユニットで2ヵ月分、同デバイス(本体部分)で3ヵ月分、紙巻たばこで1.5ヵ月分はあるとのことです。これなら1~2週間の操業停止でも大丈夫そうですね。ただちょっとだけ心配なのは、MTBは加熱式たばこユニットの50%を生産している点です。もし操業停止が長引けば、世界への供給量が大きく減少することになり兼ねません。


フィリップ・モリスにとって、イタリアはEU諸国のなかでは大きな位置づけにある国です。
2019年第4四半期の決算発表資料によれば、イタリアは市場シェアでも、
EU諸国の市場シェア(2019年)

出荷量でも、
EU諸国の出荷量(2019年)
EU諸国のなかでは1位となっています。特に加熱式たばこの需要が高い国と言えると思います。

まぁ、先ほども述べたように、もちろんMTBが1週間閉鎖(予定では)されたところで、今すぐ在庫不足に陥ることはありません。各国にある工場での生産は続いていおり、加熱式ユニット年間生産量の半分は供給され続けています。

フィリップ・モリスの幹部は、「前例のない状況の中では、第一の懸念は従業員とその家族、操業する地域の健康と安全であり、そのためにボローニャ地域の生産活動を一時的に停止すると決めた」と述べています。「私たちは自分たちのやるべきことをやり、消費者・顧客に自社製品を提供し続けること、仲間を守ることを過去2ヵ月間かけて進めてきた」そうです。

イタリアはCOVID-19の被害が甚大で、死者数も中国を抜いたと報道がありましたね。事態の深刻さは増すばかりですが、明けない夜はありませんから、辛抱強く耐えてほしいと思います。投資家・株主も、荒れ狂う相場に右往左往されずに、じっと耐えているしかなさそうです。


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