こんにちは。時短父さんです。

米食品大手クラフト・ハインツ(KHC)が、COVID-19の影響(外出や移動の自粛などの制限)を受けて、生産を増やしています。アイオワ州ダベンポートにある工場の他多くの工場では、これまで2交代制だったところを、24時間3交代制でシフト組んでいるようです。自宅で過ごすことが多くなる消費者が、アマゾンやウォルマートを通じて、保存食品やトイレット・ペーパーなどをパニック的に購入しており、在庫不足を解消するためです。

クラフト・ハインツは、アマゾンやウォルマートと配送について毎日のように協議しているようです。また同社のミゲル・パトリシオCEOは、「これら小売り各社は急激な需要増加に直面していて、思うにボトルネックになるのは商品の生産ではなく、消費者の自宅に届けられるかどうかだ」とコメントしています。

またクラフト・ハインツは、配送を効率化するために生産する商品数を減らし、需要のある商品に絞って増産を行っています。現在需要のあるのは、マカロニ&チーズ、オスカーメイヤー、プランター(ナッツ)などです。またハインツ製ビネガーがクリーニング剤の替りとして売れているとも、パトリシオ氏は述べています。

ダベンポートにあるオスカーメイヤーを生産する工場では、前週比で40%の増産を行っていて、「毎日生産記録を更新している」とのこと。あるデータによれば、精肉の代替品の売上は3月7日までの前年比で206%増加しているとの指摘もあります。オスカーメイヤーは、まさに精肉の代替品ですので、ここに含まれます。
Oscar Mayer

増産体制を敷くほどの状況だと、ひょっとしたらですが、第1四半期(1-3月期)または第2四半期(4-6月期)の決算は、そこそこ良いものになるかもしれませんね。久しくクラフト・ハインツ絡みで何かが増加したなんていうのは聞いたことありませんでした(含み損は増加しているけどね)。

まずはこの機会を捉えて販売数量が伸びていることは期待できます。主に米国内での販売増加がメインでしょうから、売上高については販売数量が伸びれば付いてくると思います。売上高の7割は米国内で占めていますので、米国が増えれば全体を押し上げてくれることは間違いありません。あとは為替の影響ですね。ドル高がどう影響するかはちょっと読めません。

増産や需要増加により、クラフト・ハインツの商品がより多くの消費者の手元に届くことは良いニュースです。先日も1,200万ドル相当の寄付の件を記事にしましたが、ブランド価値が向上してくれることが期待できます。

しかも嬉しいのは、先述したオスカーメイヤーは、昨年の決算で巨額の減損処理の対象となったブランドです。それが増産対象となっているということは、その価値が良い方向に見直されるきっかけとなる可能性があります。健康志向だなんだといって、敬遠されてきたブランドも、危機の前では気にしていられませんからね。この困難な状況をうまく捉えて、反転攻勢のきっかけにしてもらえたら、株主としても嬉しいですね。


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