こんにちは。時短父さんです。

日本たばこ産業(JT)から期末配当が入金される旨、楽天証券から連絡が着ました。
JT

保有数量は200株、配当単価は77円、NISA口座で保有しているので、税金引かれずに15,400円の入金です。

年初より日本株の売却を進めて来ていまして、5銘柄あったところを1銘柄(JT)まで減らしました。JTもできれば売却しておきたかったのですが、売り時を逃してしまい(指値で売れず)、保有した状態で配当を受け取っています。

JT株保有者はこの銘柄の処分の仕方に困っているのではないでしょうか?たぶんほとんどの株主が含み損を抱えているはずです。JT株でキャピタルゲインを狙う方は少なく、多くがインカムゲイン重視だと思います。私もそうでした。

しかし、いくらインカム重視とはいえ、さすがに今の株価状況には耐え難いものがあります。権利落ち直後の年初より、さらに20%も下落しており、昨日は1,900円ちょっとです。今買ったら配当利回りは8%、PERは9倍と、かなり割安水準でしょうが、高い利回りには要注意です。

すでに連続増配はストップすると発表されましたし、株主優待は年2回→1回になりました。そもそも業績見通しが明るくありません。

ライバルのフィリップモリス(PM)は、たばこ会社にも関わらず、スモークフリー(煙のない)社会を目指すと宣言しています。紙巻きたばこから撤退して、アイコスなどの加熱式たばこに、事業の軸足を移して行こうとしています。

JTだって、プルームテックを出していますが、販売が振るわず、デバイスの値引きを始めているくらいです。JTも思い切って、紙巻きたばこを止めます!!くらいのこと言えば良いのに。きっと、国内のたばこ葉農家保護の観点から、発行済株式の1/3を保有して筆頭株主である財務大臣がノーと言うでしょうが。

昨日(19日)は、JTの年次株主総会が開催されました。あいにく仕事だったので、欠席しました。JTのホームページを見ると、開催時間はたった56分、出席者数は668人となっています。昨年NTTドコモの株主総会に出た時は2時間以上、2000人くらいいたんじゃなかったかな。新型コロナの影響はここにも出ています。

どんな議論があったか気になりますが、同サイトには質問のみ掲載されています。

・2019年度のフリー・キャッシュ・フローの状況及び2020年度の主な投資内容について


・第2号議案 定款一部変更の件による企業価値向上について


・企業イメージ向上に向けた取組みについて


・新型コロナウイルス感染拡大の海外事業への影響及びBCP対策について


・2020年度の経営計画について


嘘でしょ?
誰も増配ストップについて正さなかったの?いや、きっと多くの出席者は配当について聞きたかったはず。だって、一番気になるのはそこじゃん!!

それに質問載せるなら、回答も載せてよね。会社がどんなことを考えているか分からないですから。出席したかったけど、行けなかった株主だっていることを理解してもらいたいものです。

売却しよう、しようと思っているうちに株価回復の見込みが立たず、ズルズルここまで来ちゃいました。短期的には次の株価ピークは、6月末の権利確定前でしょう。ここで上手く処分できたらいいなと思いつつ、塩漬けで配当もらい続けるのもいいかなと思い始めてしまいました。


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