こんにちは。時短父さんです。
2日のニューヨーク株式市場は、2月下旬に出現した主要株価指数の大幅下落による調整局面入りから一転の展開となりました。ダウ平均株価は史上最大の上げ幅1,293ドル(前日比5.1%高)を記録して、26,703ドルで終了しました。S&P500指数も4.6%高、ナスダック総合指数も4.5%高となりました。
チャート

ダウ平均株価は2月に一時最高値を付けたあと、7日連続して下落し、下落幅は3,500ドルを超えていました。2日の取引一日で1/3を取り返したことになります。

何故急に株価が反発したかといえば、各国中央銀行が協調して利下げを行う観測があるためです。日本時間2日には、日銀の黒田総裁が異例の談話を発表し、潤沢な資金を市場に投入する旨を表明し、日経平均株価は反発。
米国もFRBが0.5%の政策金利引き下げを行うことを織り込み、株価に反映されました。イギリスやカナダも利下げを行うだろうと見方が広がっていて、株価が上昇しています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、生産力の減少、サプライチェーンの混乱、消費意欲の減退、人の移動制限など、世界経済にマイナスな要素が目白押しになる中で、各国の中央銀行が協調して取り組む姿勢を見せたことは、市場に安心感を与えました。

今回、ダウ平均株価の上昇幅は、1,293ドルで史上最大だとお伝えしました。これは2018年12月26日の1,086ドル高以来のことです。この時はクリスマスイブに急落したクリスマスショックがありました。1,000ドルを超える上昇は過去にこの2回だけです。意外と最近のことだったんですね。

ただ1,293ドルの上昇も、率にすると5.1%ですから、それほどのインパクトはありません。過去には5%以上上昇した日は何度もありました。1985年以降、一日でダウ平均株価が5%以上上昇した回数は、14回あります。うち、最大上昇率は2008年10月13日の11.1%で、次いで2位は同年10月28日の10.9%でした。いずれもリーマンショックの時期に当たります。

2日の5.1%上昇というのは、上から11番目の記録です。確かに珍しいですが、突出して上昇した訳ではありませんね。

さて、7日続落12%下落の後の5%上昇となったわけですが、2月下旬に買いを進めた投資家にとっては、今のところ底値を拾えたと思っていいですね。調整局面入りは、高く付き過ぎた株価を調整するためだと思いますが、往々にして売られ過ぎます。

とりわけ今回のような「ショック」で落ちた株価は、実体経済や企業業績に決定的な打撃を与えるものではありません。仮に与えたとしても、米国企業にはそれを乗り越える力と実績があります。それらを考えれば、株価が落ちたところを上手く拾った投資家が報われるのは、自然なことです。

株高の時には「高いから」という理由で買わず、急落の時には「どこまで下がるから分からないから」という理由で買わない人を、私は知っています。あの人はいつまで様子見を続けるのでしょうか?売買するタイミングは人それぞれで、批難はしませんが、疑問には思います。じゃ、いつ買うんだ?と。

私は先月末にエクソンモービルとマイクロソフトを買いました。毎月第2・4金曜日に最低評価銘柄を定額分買うと決めていて、それを実行したまでです。株価が下がる中で買う行為は怖いですが、それくらいで良いのです。イケイケドンドンの時よりはよほど慎重になりますから。

とはいえ、ダウ平均株価はこのまますんなり下落した分を取り戻すとは思いません。金融政策があったとしても、やはり新型コロナウイルスの収束に目処が付くことが条件だと思います。強気に出過ぎるわけでもなく、弱気になり過ぎるわけでもなく、冷静に対処していきたいものです。


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