こんにちは。時短父さんです。

2020年1月度の企業型確定拠出年金の運用状況を報告します。

1月31日時点の総資産評価額、評価損益、利回りは以下の通りです。
確定拠出年金利回り(20120年1月)

総資産評価額は239.9万円でした。前月比3.6万円、率にして1.5%の増加でした。11月は8.4%増加、12月は4.3%増加していたのですが、月を追うごとに伸びが鈍化しています。資産額の増加は5ヵ月連続です。

拠出金額累計は192.5万円でした。昨年11月分からマッチング拠出額を1万円にしています。1月分の拠出額は、会社拠出額との合わせて31,890円でした。つまり、資産評価額の増加3.6万円のうち、資産自体の増加は0.4万円ほどだったということです。

評価損益は+47.3万円で、前月比0.4万円、率にして0.9%増加しました。こちらも5ヵ月連続して評価益が増加しました。

利回り
は6.26%でした。前月報告時点では6.37%だったので、0.11%ポイント減少しました。
資産額推移

資産評価額の伸びが鈍化したのは、1月中旬以降の株価下落が主な原因です。新型コロナウィルスによる肺炎患者が発生し、中国をはじめ世界経済に影響を及ぼすと懸念されたからです。
下に昨年末からの保有ファンドの基準価額とS&P500指数の推移を示しました。
DIAM外国株式インデックスとS&P500(2020年1月)
保有するDIAM外国株式インデックスファンドの基準価額は、同期間で0.2%の増加に留まりましたが、S&P500指数は1.3%増加で、落ち込みは限定的でした。保有ファンドの落ち込みが大きい理由は、主に株価の下落が影響しています。また為替レートが円高に振れたこともあると思います。

主要株価指数と為替変化(2020年1月)
英国FTSEは2.1%下落、ドイツDAXは0.7%下落、フランスCAC40は1.8%下落し、ユーロ/円は1.2%円高でした。一方でスイスSMIは1.2%上昇、カナダTX60は2.9%上昇となりました。

今回の株価の落ち込みは、昨年末からの上げ相場の調整の一環だと思っています。そこにたまたま新型コロナウィルスが発生し拡がりを見せていて、投資家が売る理由にしているだけに過ぎないのではないでしょうか。企業業績、とりわけ米国企業の業績は総じて好調のようで、これが直ちに悪化するとは考えにくいです。

同感染症の拡大を受けて、WHOが緊急事態宣言を発表した途端に、それが逆に投資家の安心材料になったように、この問題にしっかり取り組めば経済への影響は限定的だということです。このような、企業業績とはあまり関係ない理由で株価の一時的な落ち込みは、むしろ投資家のパフォーマンスを押し上げる可能性があり、悲観的になり過ぎる必要はないと考えています。

確定拠出年金の運用は20年30年と続きます。これからも幾度となく危機に見える事態が発生するかもしれません。しかし、それは危機に見えるだけで、危機ではありません。恐がらずに忍耐強くファンドを持ち続け、積立投資を継続することが大切なのだと思います。


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はじめての確定拠出年金投資
大江 英樹
東洋経済新報社
2016-06-10