こんにちは。時短父さんです。

米たばこメーカーのフィリップ・モリスインターナショナル(PM)は、韓国たばこ大手KT&Gと韓国外での無煙製品の販売について連携していくと発表しました。


フィリップモリスのカランツォポロスCEOは、「スモークフリーな未来を実現するという当社のビジョンを実現するためには、アイコスを始めとした無煙たばこ製品を成長させる必要がある。それには無煙たばこ製品を手掛ける様々なプレーヤーとの連携が欠かせない」

「私たちの目的は、全ての喫煙者が自身や社会の健康のために、紙巻きたばこから無煙たばこへの移行をできるだけ早く進めることだ。そのためには世界的に第3者へ連携の門戸は開いている。私たちは、KT&Gがジシの無煙たばこ製品(Lil MiniやLil Plusなど)の海外販売をフィリップモリスに託してくれて嬉しく思う」と述べています。

この合意により、フィリップモリスはKT&Gの無煙たばこ製品を、独占的に韓国外(米国は除く)で販売することが可能になります。しかし、これはフィリップモリスのアイコスの販売を妨げるものではありません。

一見、フィリップモリスにはなんのメリットがあるのか?と思いますよね。KT&Gの製品の販売を肩代わりしてあげているようにしか見えません。

フィリップモリスの真の目的は、スモークフリーな社会・未来を作ること。その手助けができれば良いと考えているだけなら、かなりのお人好しです。現時点の合意にはありませんが、将来的にはフィリップモリスによる資本投入や事業取得も視野に入っているかもしれません。KT&Gの加熱式たばこや電子たばこブランドを育てることが、フィリップモリスのビジョン実現に合致したのですね。

KT&Gは韓国唯一のたばこメーカーです。売上高は2兆5000億ウォンから3兆ウォンとなっています。営業利益率は30%前後とかなり優秀です。
KT&G

一方で、KT&Gとの連携を最近止めたたばこメーカーがありますね。そう、日本たばこ産業(JTが)です。昨年12月、JTは保有していたKT&Gの株式286万5000株を250億円で売却していました。報道によれば、元々JTはKT&Gに韓国市場向けたばこの生産を委託していましたが、すでに自社生産に切り替えていて、資本参加する必要がなくなったようです。

一体成功するのはどちらでしょうか?KT&Gとの連携を発表したフィリップモリスか?提携解消したJTか?まだ分かりませんが、フィリップモリスがアジア市場に一層食い込んでくることは間違いないようです。苦戦しいられるJT。そんな構図が見えてきそうな予感がするのは私だけでしょうか?


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