こんにちは。時短父さんです。
14日、米大手金融機関の決算発表が始まり、先陣を切ったのはJPモルガン・チェース(JPM)、シティ・グループ(C)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)でした。3行の業績は明暗が分かれました。
JPモルガン・チェース
通期の利益は364億ドルで、同行としてはもちろん、米銀行史上の最高益となりました。前年比では12%の増益でした。第4四半期は、債権を中心にトレーディング部門が好調だったようで、四半期利益は前期比21%の増益でした。
シティ・グループ
シティも債権トレーディング部門の収入増加により、通期の業績は194億ドルで最高益でした。前年比では8%の増益でした。同行は、前年に債権トレーディング部門が大きな減収要因となったことから、人員整理やコスト削減を進めていました。
ウェルズ・ファーゴ
ウェルズ・ファーゴは低金利や訴訟関連費用15億ドルを計上したことなどが足を引っ張り、第4四半期は5.3%の減収、52.6%の減益となりました。通期でも13%の減益となりました。
14日、米大手金融機関の決算発表が始まり、先陣を切ったのはJPモルガン・チェース(JPM)、シティ・グループ(C)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)でした。3行の業績は明暗が分かれました。
JPモルガン・チェース
通期の利益は364億ドルで、同行としてはもちろん、米銀行史上の最高益となりました。前年比では12%の増益でした。第4四半期は、債権を中心にトレーディング部門が好調だったようで、四半期利益は前期比21%の増益でした。
シティ・グループ
シティも債権トレーディング部門の収入増加により、通期の業績は194億ドルで最高益でした。前年比では8%の増益でした。同行は、前年に債権トレーディング部門が大きな減収要因となったことから、人員整理やコスト削減を進めていました。
ウェルズ・ファーゴ
ウェルズ・ファーゴは低金利や訴訟関連費用15億ドルを計上したことなどが足を引っ張り、第4四半期は5.3%の減収、52.6%の減益となりました。通期でも13%の減益となりました。
さて、ブルームバーグによれば、一昨年(2018年)の上記3行を含めた米大手金融機関の利益の合計は過去20年あまりで最良でした。アナリストらは、2019年についても、消費者部門の強さと法人税減税の効果が利益を押し上げることから、過去最高水準の利益を予想しています。
ブルームバーグに掲載されていた6行の利益合計の推移と、19年と20年(100億ドル減少)の予想は以下のようになっています。
2017年は大きく減少したものの、2008年金融危機以降はほぼ右肩上がりに推移していました。
では、利益合計のうちその6行の内訳と、先述した3行の2019年通期利益を足したものを見てみます。
2019年はJPM、C、WFCの合計は737億ドルとなり、前年比3.6%増加しています。残りのゴールドマン・サックス(GS)、モルガン・スタンレー(MS)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)が前年と同水準であれば、6行の利益合計は2018年を上回る可能性が高いです。
なかでもBACの比重が大きいので、ここが利益水準を維持できるかに注目したいところですね。15日はGSとBACの決算発表がありますので、今夜も眠れませんね(笑)
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