こんにちは。時短父さんです
ひとまず米国とイランの軍事的な大規模衝突は避けられたとの見方が広がったことにより、9日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価は取引時間中の最高値28,972ドルを付けました。大台29,000ドルを伺う展開となってきました。

そんな中、各機関投資家は9日ダウ平均株価構成銘柄についても投資判断の変更を行っています。
ウルフ・リサーチは、米コングロマリット3M(MMM)への投資判断をアンダーパフォーム から ピアパフォーム(=ホールド)へ引き上げました。目標株価の設定はありません。3Mについては12月23日もJPモルガン・チェースが投資判断をニュートラルに引き上げており、2機関連続での引き上げです。
3Mの株価は前日比0.40%上昇し、181.36ドルでした。30銘柄のうち上昇率は18位でした。
バッキンガム・リサーチとバンク・オブ・アメリカ証券は、米投資銀行のゴールドマン・サックス・グループ(GS)への投資判断を、ニュートラルから買いへ引き上げました。バッキンガム・リサーチは、目標株価を290ドルと設定しました。
ゴールドマン・サックス・グループの株価は、前日比4.71ドル高(1.98%)の242.43ドルでした。上昇率では2位でした。
クレディ・スイスは、米飲料大手コカ・コーラ(KO)への投資判断を、ニュートラルからアウトパフォームに引き上げ、目標株価を64ドルと設定しました。昨年10月にはUBSが買いへ引き上げ(目標株価63ドル)、ドイツ銀行が買いを維持(同61ドル)しています。3機関連続して、目標株価60ドル超えとなっています。
コカ・コーラの株価は、前日比0.99ドル高(1.83%)の55.34ドルでした。上昇率では4位でした。
一方で、投資判断を引き下げた銘柄もあります。
バーレン・バーグは、米航空機大手ボーイング(BA)への投資判断を、買いからホールドへ引き下げ、目標株価を350ドルと設定しました。ボーイングについては、今年に入ってからも各機関が引き下げや維持を表明しています。3日にはUBSがニュートラルで維持(目標株価360ドル)、8日はコーエンがマーケットパフォームに引き下げ(同371ドル)ています。
ボーイングの株価は、前日比5.01ドル高(1.51%)の336.29ドルでした。上昇率では7位でした。
投資判断を引き下げたとはいえ、目標株価を下回っているので、買われたという不思議な現象が起きています。報道によれば、イランで737型機が墜落しましたが、その原因が技術的な問題ではない(=ボーイングの責任は問われない)可能性が高まったからだそうです。
しかし、737MAX型機を巡る問題が片付かないと、相当厳しいんじゃないかと思いますね。運航再開に向けた飛行訓練に50億ドルのコストが掛かるだとか、運航停止に伴う航空会社への補償だとか、財務的な課題も山積していますから。
年始から株価は乱高下していて、波乱の展開を予感させます。下がったところでうまく拾えればいいですが、なかなか難しいですからね。定期的に買い付けるスタンスは変えずにやって行こうと思います。
今日もポチっとお願いします。
↓↓

ひとまず米国とイランの軍事的な大規模衝突は避けられたとの見方が広がったことにより、9日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価は取引時間中の最高値28,972ドルを付けました。大台29,000ドルを伺う展開となってきました。

そんな中、各機関投資家は9日ダウ平均株価構成銘柄についても投資判断の変更を行っています。
ウルフ・リサーチは、米コングロマリット3M(MMM)への投資判断をアンダーパフォーム から ピアパフォーム(=ホールド)へ引き上げました。目標株価の設定はありません。3Mについては12月23日もJPモルガン・チェースが投資判断をニュートラルに引き上げており、2機関連続での引き上げです。
3Mの株価は前日比0.40%上昇し、181.36ドルでした。30銘柄のうち上昇率は18位でした。
バッキンガム・リサーチとバンク・オブ・アメリカ証券は、米投資銀行のゴールドマン・サックス・グループ(GS)への投資判断を、ニュートラルから買いへ引き上げました。バッキンガム・リサーチは、目標株価を290ドルと設定しました。
ゴールドマン・サックス・グループの株価は、前日比4.71ドル高(1.98%)の242.43ドルでした。上昇率では2位でした。
クレディ・スイスは、米飲料大手コカ・コーラ(KO)への投資判断を、ニュートラルからアウトパフォームに引き上げ、目標株価を64ドルと設定しました。昨年10月にはUBSが買いへ引き上げ(目標株価63ドル)、ドイツ銀行が買いを維持(同61ドル)しています。3機関連続して、目標株価60ドル超えとなっています。
コカ・コーラの株価は、前日比0.99ドル高(1.83%)の55.34ドルでした。上昇率では4位でした。
一方で、投資判断を引き下げた銘柄もあります。
バーレン・バーグは、米航空機大手ボーイング(BA)への投資判断を、買いからホールドへ引き下げ、目標株価を350ドルと設定しました。ボーイングについては、今年に入ってからも各機関が引き下げや維持を表明しています。3日にはUBSがニュートラルで維持(目標株価360ドル)、8日はコーエンがマーケットパフォームに引き下げ(同371ドル)ています。
ボーイングの株価は、前日比5.01ドル高(1.51%)の336.29ドルでした。上昇率では7位でした。
投資判断を引き下げたとはいえ、目標株価を下回っているので、買われたという不思議な現象が起きています。報道によれば、イランで737型機が墜落しましたが、その原因が技術的な問題ではない(=ボーイングの責任は問われない)可能性が高まったからだそうです。
しかし、737MAX型機を巡る問題が片付かないと、相当厳しいんじゃないかと思いますね。運航再開に向けた飛行訓練に50億ドルのコストが掛かるだとか、運航停止に伴う航空会社への補償だとか、財務的な課題も山積していますから。
年始から株価は乱高下していて、波乱の展開を予感させます。下がったところでうまく拾えればいいですが、なかなか難しいですからね。定期的に買い付けるスタンスは変えずにやって行こうと思います。
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