こんにちは。時短父さんです。
久しぶりにダウ平均株価を構成する30銘柄の上昇率ランキングを記事にしてみます。
個別銘柄の紹介の前に、ダウ平均株価はどうだったかというと、11月末時点で28,051ドルだった株価は、12月末には28,538ドルへと1.7%の上昇でした。11月は3.7%上昇していましたので、若干伸び率は鈍化しました。

2019年の月別騰落率は以下のようになりました。12月は1.7%上昇だったので、これで4ヵ月連続で上昇で終わったことになります。1年間で9回上昇し、3回下落しました。年間では22.3%の上昇幅となりました。

上昇は24銘柄、下落は6銘柄でした。ダウ平均を上回ったのは20銘柄、下回ったのは10銘柄でした。
1位はアップル(AAPL)で、上昇率は9.9%でした。9月末に発表されていた2019年通期の業績が好調だたったことに加えて、特に米中間の貿易摩擦が緩和される、政府間の合意に達するだろうとの見方から、順調に買われました。12月のアップルは2019年の月別で3番目に高い伸び率でした。9月以降4ヵ月連続で株価は7%以上上昇しています。
2位はナイキ(NKE)で、上昇率は8.4%でした。12月に発表された第2四半期決算はまずまずの内容でした。売上高は10.2%増加し、市場予想を上回りました。純利益・1株利益も大幅に増加しました。北米部門が予想に届かなかったものの、アップルと同様に米中間の合意を見据えて、買いが入りました。
3位はジョンソン&ジョンソン(JNJ)で、上昇率は6.1%でした。ジョンソン&ジョンソンの株価は、アスベスト問題やオピオイド訴訟などにより昨年かなり苦戦しました。しかし10月に、再度の確認によりベビーパウダーからアスベストは発見されなかったと公表されると、その安心感から買われました。その後も、大手金融機関の投資判断引き上げなどが奏功しました。
最下位の30位は、航空機大手ボーイング(BA)でした。上昇どころか、11%もの大幅な下落となりました。まず2件の墜落事故を起こした737MAX型機の生産を停止すると発表があり、FAA(連邦航空局)は飛行再開を認めず、トルコ国営航空は同型機を巡ってボーイングを提訴する準備に入るなど、同社を巡る環境は厳しさを増しています。ミューレンバーグCEOの引責辞任発表の報道を受けて、株価は一時上昇しましたが、結果的には大きな下落で終わりました。
そして最後に、2019年の年間での株価騰落率をランキングにしました。

1位はやはり強かった!アップル!!なんとなんと1年間で86%も株価が上昇しました。
マイクロソフトも55%で2位となり、JPモルガン・チェースが42%で3位に入りました。ダウ平均株価は22%でしたから、それを大きく上回るパフォーマンスでした。アップルの平均株価への寄与率は6.44%なので、今年はアップルにけん引されたと言っても過言ではありませんね。
逆に足を引っ張ったのがボーイングです。年間騰落率は辛うじて1%の上昇で終わりましたが、寄与率9.0%を考えると、ほぼ貢献なしです。
こうしてみるとハイテク銘柄や金融などが伸びた一方で、資本財やエネルギーは平均を下回りました。一般消費財はまちまちでした。
皆さんの保有銘柄はどうでしか?私の保有銘柄では平均を上回ったは、プロクター&ギャンブルだけでした・・・
2020年はどうなるでしょうか?米中の貿易交渉が進んで、合意が確認されれば、今年もまだ資本財やエネルギーを中心にして伸びるような気がしますね。まずは今月下旬以降に始まる決算シーズンを乗り切ることができるか注目したいです。
久しぶりにダウ平均株価を構成する30銘柄の上昇率ランキングを記事にしてみます。
個別銘柄の紹介の前に、ダウ平均株価はどうだったかというと、11月末時点で28,051ドルだった株価は、12月末には28,538ドルへと1.7%の上昇でした。11月は3.7%上昇していましたので、若干伸び率は鈍化しました。

2019年の月別騰落率は以下のようになりました。12月は1.7%上昇だったので、これで4ヵ月連続で上昇で終わったことになります。1年間で9回上昇し、3回下落しました。年間では22.3%の上昇幅となりました。

上昇は24銘柄、下落は6銘柄でした。ダウ平均を上回ったのは20銘柄、下回ったのは10銘柄でした。
1位はアップル(AAPL)で、上昇率は9.9%でした。9月末に発表されていた2019年通期の業績が好調だたったことに加えて、特に米中間の貿易摩擦が緩和される、政府間の合意に達するだろうとの見方から、順調に買われました。12月のアップルは2019年の月別で3番目に高い伸び率でした。9月以降4ヵ月連続で株価は7%以上上昇しています。
2位はナイキ(NKE)で、上昇率は8.4%でした。12月に発表された第2四半期決算はまずまずの内容でした。売上高は10.2%増加し、市場予想を上回りました。純利益・1株利益も大幅に増加しました。北米部門が予想に届かなかったものの、アップルと同様に米中間の合意を見据えて、買いが入りました。
3位はジョンソン&ジョンソン(JNJ)で、上昇率は6.1%でした。ジョンソン&ジョンソンの株価は、アスベスト問題やオピオイド訴訟などにより昨年かなり苦戦しました。しかし10月に、再度の確認によりベビーパウダーからアスベストは発見されなかったと公表されると、その安心感から買われました。その後も、大手金融機関の投資判断引き上げなどが奏功しました。
最下位の30位は、航空機大手ボーイング(BA)でした。上昇どころか、11%もの大幅な下落となりました。まず2件の墜落事故を起こした737MAX型機の生産を停止すると発表があり、FAA(連邦航空局)は飛行再開を認めず、トルコ国営航空は同型機を巡ってボーイングを提訴する準備に入るなど、同社を巡る環境は厳しさを増しています。ミューレンバーグCEOの引責辞任発表の報道を受けて、株価は一時上昇しましたが、結果的には大きな下落で終わりました。
そして最後に、2019年の年間での株価騰落率をランキングにしました。

1位はやはり強かった!アップル!!なんとなんと1年間で86%も株価が上昇しました。
マイクロソフトも55%で2位となり、JPモルガン・チェースが42%で3位に入りました。ダウ平均株価は22%でしたから、それを大きく上回るパフォーマンスでした。アップルの平均株価への寄与率は6.44%なので、今年はアップルにけん引されたと言っても過言ではありませんね。
逆に足を引っ張ったのがボーイングです。年間騰落率は辛うじて1%の上昇で終わりましたが、寄与率9.0%を考えると、ほぼ貢献なしです。
こうしてみるとハイテク銘柄や金融などが伸びた一方で、資本財やエネルギーは平均を下回りました。一般消費財はまちまちでした。
皆さんの保有銘柄はどうでしか?私の保有銘柄では平均を上回ったは、プロクター&ギャンブルだけでした・・・
2020年はどうなるでしょうか?米中の貿易交渉が進んで、合意が確認されれば、今年もまだ資本財やエネルギーを中心にして伸びるような気がしますね。まずは今月下旬以降に始まる決算シーズンを乗り切ることができるか注目したいです。
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