こんにちは。時短父さんです。

昨日、会社より12月分の給与振込がありました。株式投資をやっていますが、本業はサラリーマンですからね、そりゃ給料日は嬉しいですよ。今月も有難く頂戴します。

さてさて、12月といえば年末調整の時期です。実際の申告(書類の提出など)は、おそらく11月中に済ませている会社が多いのではないでしょうか。12月はその申告によって、この一年間に所得税を払い過ぎていたら、差額分が還付されたり、逆に少なかったら追加徴収されたりを、月額給与のなかで調整されます。

例に漏れなく、私の会社でも給与明細に過不足税額年調の項目がありました。
年末調整
金額部分は伏せますが、「-(マイナス)」が付いていました。つまり支払った税金が多かったので、お返しがあったということです。
正直言うと、住宅ローン控除が適用されているので、ほぼ確実に還付があることは事前に分かっていました。それでもローン残高から計算される控除額よりも、還付額が若干多かったので、ちょっぴり嬉しい。

住宅ローン控除を受けている人は、20万円とか30万円とか、かなり大きな単位で過不足金の調整が行われていることと思います。だから額面上(給与明細上)、手取り収入が急激に増えたかのような錯覚に陥ってしまいます。年末調整で臨時収入があったから、旅行にでも行こうか!なんて思って、ちょっと気が大きくなってしまったら、それは年末調整の罠に嵌ったも同然です。

思い出して下さい。年末調整はあくまで余計に支払っていた税金が戻ってくるだけのことです。住宅ローン控除は、その金額がちょっと多いだけの話。これを何故か収入増と勘違いしてしまうのです。気持ちは分かります。日々、少しでも収入を増やすためにあくせく働いているのだから、まとまったお金が入ると「やった!」と思うのは、その通りかもしれません。

お金の使い方は個人の自由なので、これ以上は「ああしろ」「こうしろ」とは言えませんが、少なくとも私はどうするかくらいは書いておこうと思います。

私は、給与明細上に過不足税額年調として記載のある金額を給与口座から引き出し、日々の生活費とは分けた別の銀行口座に移すことにしています。この口座では毎月の住宅ローンの引落しを行っているので、ここに入れるのが自然な流れなのです。

そして、移して終わりではなくて、年末調整でバックされたお金は、翌年の固定資産税や都市計画税の支払に充当されるようにしています。毎年のこれら税金にはかなりまとまった額が必要なので、早めに予算を確保しておくためにも、やっておいて良い措置かなと思います。

他にも、住宅ローンの繰り上げ返済に充てるというのもあるかもしれません。しかし、年末調整後の繰り上げ返済は手続きがかなり面倒なので、やるなら年明けが良いでしょう。それに低金利の今、繰り上げ返済をするメリットは薄れているので、住宅ローン控除を受けられる期間は目いっぱい還付されるために、繰り上げ返済はしなくてもいいのでは、とも思います。

いずれにしても年末調整の還付金は、もともとなかったものとして考えることがポイントになります。お金の使い道は自由ですが、適切な使い方は心掛けたいものですね。


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