こんにちは。時短父さんです。

ひふみ投信とひふみワールドを運用するレオス・キャピタルワークスは10日、2つのファンドの月次運用レポート(11月度)を発表しました。

ひふみ投信

従来からあるひふみ投信ですが、その組入れ銘柄数に大きな変化がありました。
10月末比で5銘柄減少し、238銘柄となりました。5銘柄の減少は2016年3月⇒同年4月以来の減少数です。またこれにより3ヵ月連続の減少となり、これは2016年12月~2017年2月以来のことです。

組入れ銘柄数の推移
組入れ銘柄数の減少は、おそらくですが、10月から運用が始まったひふみワールドの影響があるものと思われます。ひふみ投信とひふみワールドは完全に別ファンドなので、実際にはファンド間の資金移動はないでしょう。しかしながら、運用しているのはおそらく同じようなファンドマネジャー陣。ひふみワールド開始に伴って、ひふみ投信への投資スタンスに変化が起きた可能性は否定できないと思います。

11月末時点での資産配分比率は、国内株式86.4%(前月末比1.4%ポイント増加)、海外株式12.6%(同0.6%ポイント増加)、現金等1.1%(同1.9%ポイント減少)です。

資産配分比率推移(2019年11月)

現金比率1%台というのは、2017年1月以降では初めてのことです。
11月は日米株ともに上昇基調が続いており、株式比率を押し上げ、現金比率を下げたのだと推測できます。組入れ銘柄数は減りましたが、保有株の買い増しなどに充てたかもしれないですね。

ひふみワールド

一方、10月より運用の始まったひふみワールドは、組入れ銘柄数を79⇒82に3銘柄増やしました。何を新規で投資したか気になりますね。ですが、残念ながら運用レポートには記載がありません。
【ひふみワールド】組入れ銘柄数の推移

組入れ銘柄増加もさることながら、11月は大きく株式比率を増やしています。
10月末時点では、株式比率は65.5%に留まり、現金比率が34.6%もありましたが、11月末では株式は81.0%にまで上昇し、逆に現金は19.0%まで減少しました。

【ひふみワールド】国別資産比率(2019年11月)

主要な全地域の株式比率は、前月末比で増加しましたが、最も多く増加したのは、アメリカ(39.2%⇒47.3%)です。中国は5.3%⇒7.6%に、フランスは4.5%⇒6.1%、イギリスは3.7%⇒5.0%などとなっています。

運用レポートでは、政治情勢によって下落した中国・香港株を買い増したこと、また米国、欧州、その他地域でも買い増しを行ったことが明記されています。

以上の積極的な運用によって、保有資産における通貨別の比率は以下のようになりました。
【ひふみワールド】通貨別比率(2019年11月)
当然に米ドルの比率が圧倒的ですね。10月末の44.3%から大幅上昇となりました。なので、米ドルとの為替の影響は注視しておく必要はあります。

上位組入れ銘柄に入れ替えがありました。下は11月末時点の組入れ銘柄上位10銘柄です。
【ひふみワールド】組入れ上位10銘柄(2019年11月)

なんと1位がアメリカではなく、イギリス株に。ST.JAMES'S PLACE PLCは個人向け資産運用サービス・プラットフォーム会社です。
2位のALLEGIANT TRAVEL COMPANYは、前月9位からランキングを上げました。
3位のCHEGG,INC.、4位のCADENCE DESIGN SYS I、5位のAKTIEBOLAGET VOLVOなどは新たに10位にランクインしました。

10月末時点では、VISAやDOW INCなどの大型株がランクインしていましたが、これらは外れてしまいました。レオスが強みとする中小型株への投資という観点からすれば、良いことなのかもしれません。

まだまだ現金比率は20%近くあり、今後も新規投資、既存銘柄の買い増しは続くことでしょう。次回以降もご紹介していきますね。


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