こんにちは。時短父さんです。

ドイツ銀行(Deutsche Bank)は4日、米複合企業スリーエム(3M/MMM)への投資判断を発表しました。それは「ホールド」として、前回判断を維持しました。目標株価は176ドルです。

3Mの直近の業績を振り返っておきましょう。
3Q業績推移

第3四半期の売上高は79.3億ドルは前年同期比で2%減少したものの、営業利益は20.1億ドルで同0.2%減少に留まりました。

四半期純利益は15.8億ドルで、前年同期比わずかに増加しました。これは同社が事業構造改革を進める中で、一部の事業売却があったためです。

よって希薄化後1株利益は2.75ドルとなりました。前年同期は2.58ドルでしたので、0.17 ドル増加したことになりますが、0.14ドル分は事業売却によるものです。従って、実際の増加は0.03ドルに過ぎません。

セグメント別では、安全・産業部門や交通・エレクトロニクス部門の売上高減少が、ヘルスケア部門、消費者部門の増加を相殺してしまいました。

地域別では、米中関係の悪化を受けて、アジア太平洋地域の売上高の減少が響きました。

キャッシュフローでは、こちらも構造改革の一環で医療機器メーカーを買収したことが影響して、投資支出が増加しました。しかし、営業キャッシュフローは直近8年では最高水準になりました。営業キャッシュフローマージンも同様です。
3QCF推移

振り返ってみると、直近の業績は総じて悪くはなかったです。上半期があまり良くなかったので、通期見通しも明るくはないですが、構造改革を着実に進めていること、アジア太平洋地域の苦戦は主に政治的な要因であることを踏まえると、3Mの本質的な価値はまだ損なわれていないと言えます。

ドイツ銀行が投資判断を据え置いたのも、そうした理由からだと思います。目標株価は176ドルとのことで、現在株価(167ドル)との乖離は5.3%。PERは20倍弱で、配当利回りは3.45%です。

直近6ヶ月間の株価はボックス圏で推移しています。まだどちらに動くかは分かりませんので、「ホールド」の判断は妥当と言えると思います。

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