こんにちは。時短父さんです。

企業型確定拠出年金を運用されているサラリーマンの数は年々増加傾向にあります。厚生労働省の資料によると2008年末時点では約310万人だった加入者は、2018年末で689万人、2019年8月末時点では720万人となっています。

企業型確定拠出年金加入者推移

サラリーマンの間でも確定拠出年金で資産運用されている人たちが増えてきているのは事実として、会社が制度を導入したから何となくやっているという人も多いのではないでしょうか?

何となく続けている方の多くは、きっと保険商品や預金商品など元本保証型の商品で運用しているケースは少なくないと思います。

一方で、株式をメインにインデックスファンドで運用する人は、アベノミクスや米国の10年間にもわたる強気相場の恩恵を受けて、それなりに資産額を増やしているでしょう。評価益も元本保証型商品とは比べもにならないくらい出ているはずです。

一般的に個人で資産運用する場合、評価益が自分の満足する水準を超えたら、一部または全部を売却して、その利益を確定することでしょう。そうしないと、現金が必要になった時に株価の暴落などにより、大幅に資産が目減りしてしまうからです。

でも確定拠出年金では、原則60歳になるまで口座にある資産を現金化することはできません。
ではどのようにして今ある評価益を確定させるのでしょうか?

それは運用商品預替というやり方です。 

運用商品預替は、そもそもは現在保有している商品を売却して、その資金で他の商品を購入することを言い、利益確定を目的にしたものではないです。掛け金で購入する商品は変わりません。保有商品の売却は10%単位で行うことができます。

似たような運用方法で、運用割合変更というがあります。これは掛け金で購入する商品の割合を変更することです。
運用商品預替

ではどのようにして運用商品預替を使って、利益確定をするのか?

そんなに難しいことはありません。

元本保証型商品に運用商品預替を行うだけです。

例えばインデックスファンドで100万円の資産があって、評価益が10万円あったとします。この含み益を全て確定させたいのなら、運用商品預替を100%しますし、一部で良いならその割合を任意で変更できます。そして確定させた割合分で、保険商品や預金商品の元本保証型商品を購入するのです。

100万円分全てを預替した場合、インデックスファンドで出ていた10万円の利益は確定されたことになります。この時、預替後に手元に残っている商品は、全て元本保証型商品です。そのためこれ以後の運用では大幅な評価益の増加は見込めません(逆に減りもしませんが)。

誤解がないように書きますが、運用商品預替をした後の通常の定期的な購入は、預替前の商品(インデックスファンド)のままです。なので、定期的にインデックスファンドの積立を再開することは可能で、預替直後に100%だった元本保証型商品の比率も、徐々に下がって行くことになります。

積立を再開した時から、さらにファンドの基準価額が上昇していけば、さらなる評価益を得られるでしょう。仮に基準価額が下がるようなことがあっても、預替した分には影響はありませんから、安心ですね。

問題はいつ利益確定するかですが、それは人それぞれの基準でするしかないと思います。定期的にするのか、10万円以上評価益が出たらか、拠出額に対して10%の評価益が出たらかなど。

個人的には、中長期的な成長が見込める外国株などを中心とした商品なら、利益確定は不要だと思っています。複利の力を最大限利用できるからです。

中長期的な成長はあまり見込めないような国内株や債権ファンドなら、必要に応じて利益確定をしていった方が無難かなと思います。

私は現在外国株式中心のファンド1本で運用しているので、評価益が出て利益確定の衝動に駆られようとも、今のところは売るつもりはありません。

今回は確定拠出年金での利益確定についてご紹介しました。利益確定は運用商品預替でできることが分かりましたね。運用商品預替は、保有商品とその特性を勘案して、是否を判断されたら良いと思います。

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