こんにちは。時短父さんです。

配当金を受け取ることを目的に株式投資をする場合、より少ない資金でより多くの配当を受け取りたいと誰もが思うものです。

その指標となり得るのが、配当利回りです。年間の予想配当額を現在株価で割って求めます。その配当利回りが高ければ高いほど、少ない投資資金でより多くの配当を受け取ることができます。

配当利回りは、その銘柄(会社)が属する業種によってある程度高低が決まってきます。配当をあまり出さないハイテク株の多くは、その利回りが1%未満ですし、水道など公益セクターは安定して増配しているのに、配当利回りになると1%前後です。

そんな中、どの銘柄を選んでも配当利回りが5%を超える業種があります。たばこ株です。まぁ、正式には食品や生活必需品(嗜好品なのにね)とカテゴライズされますが。

たばこ株で有名なのは、外国株ではブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI )、アルトリア・グループ(MO)、フィリップ・モリスインターナショナル(PM )です。日本株なら日本たばこ産業(JT)ですね。

今回はこれらたばこ4銘柄のみでポートフォリオを組んだらどうなるかを試算してみたいと思います。完全に配当狙いです。同じセクター内で銘柄を分散投資しても、全く意味がないと言われれば、それまでです。


投資にあたって、まずは各社の概要と主な指標から。

①BTI 
イギリス・ロンドンを拠点とするタバコメーカー。2017年にレイノルズ・タバコ・カンパニーを買収して、世界一の売上高を誇るたばこ会社となる。主力ブランドはケント。


②MO 
フィリップモリスUSAを傘下に持ち、米国内でたばこ事業を展開。電子たばこメーカーJULUを買収したが、巨額の減損処理を行った。たばこ以外にワイン事業を保有している。

③PM 
2008年にアルトリアからスピン・オフした。米国以外の全世界で事業展開。主力ブランドはマールボロやラーク。加熱式たばこは「アイコス」で、日本ではシェアトップ。アルトリアとの統合協議停止を受けて、株価は一時大きく上昇。10年連続増配中。

④JT 
日本を代表する高配当かつ優待銘柄。主力ブランドはメビウスやセブンスターだが、紙巻きたばこの販売は減少傾向。加熱式たばこはプルーム・テックシリーズがあるが、PMのアイコスに遅れをとっている。M&Aには定評があり、売上の6割は海外。16年連続増配中。


次に4社の主な指標を比較してみます。

【フリーキャッシュフロー】
フリーCF

フリーCFが一番安定しているのはPMですね。BTIは買収費用がかさんで2017年に大きく減少。MOも2018年に投資が増えました。JTは年々減少しています。

【営業キャッシュフローマージン】
営業CFマージン

BTIが突出しています。MOも優秀ですね。フリーCFで一番良かったPMは12%と最低水準です。JTは頑張っている方ですかね。

【増配率】
増配率

増配率では、MOが8%前後を維持しているのが分かります。一番安定感があります。JTはフリーCFの減少とともに増配率も減少傾向にあります。

【配当性向】
配当性向

配当性向が一番高いのはPMです。BTIの2017年が20%を割ったのは、自社株買いをしてEPSが極端に高まったからです。概ね70%台を推移しています。JTは増加傾向にあります。


さて、そんな4銘柄を均等に買ってみましょう。以下、試算にあたっての前提・条件です。

・投資資金は100万円
・BTI、MO、PM、JTへ均等に投資
・税金は考慮しない
・11月25日現在の株価を使用


資金は100万円なので約25万円ずつですね。すると、それぞれ以下のような数量を買うことになりました。

①BTI 60株 2,335ドル(25.2万円)
②MO 47株 2,317ドル(25. 0万円)
③PM 28株 2,306ドル(24.9万円)
④JT 100株(1単元) 24.8万円

ポートフォリオを円グラフにするとこんな感じに。
↓↓
ポートフォリオ

さぁ、ポートフォリオが出来上がったら、あとは配当の受け取りを待つだけです。

各社の年間配当から、合計で受け取れる配当額と配当利回りは以下のようになりました。

取得額・配当
※1ドル=108円換算

驚異の利回りですね。100万円投資して、毎年6.3万円も受け取ることができます。16年で元が取れちゃう計算です。増配が続けば、15年、14年に縮めることも可能です。

このポートフォリオは完全に配当金狙いです。セクターの分散ができていないので、かなりリスクはありますが、100万円くらいならちょっとリスクを取って運用してみるのも悪くないかもしれませんね。

今日もポチっとお願いします。
↓↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ