こんにちは。時短父さんです。

最高値更新に沸くニューヨーク市場を代表するダウ工業株30種平均株価。先日、27,000ドルから28,000ドルまでの上昇に最も貢献したのはアップル(APPL)だったとお伝えしました。ダウ平均株価が3.7%上昇したのに対して、アップルはなんと31%の上昇率でした。

アップルに投資していれば、4ヶ月間で資産が3割も増えていたのですから、何とも惜しいことをしました。

とはいえ、4ヶ月前にアップルが3割も上昇するなんて誰にも分からなかったし、過去そうだったからと言って、これからもそうだとは必ずしも言えません(アップルなら可能性はありそうですが)。

さて、配当狙いの投資家さんはどうしたら効率良く、しかもよりリスクを回避して配当を受け取れるかに関心があると思います。「効率良く」とは配当利回りが高いことを指しますし、「リスクを回避」とは優良株・大型株への投資を指しても良いでしょう。

今回、ダウ工業株30種平均株価を構成する全銘柄への投資をする場合、どのようなポートフォリオがより「効率良く」、「リスクを回避」できるのか考えてみました。

比較するのは、全銘柄を10株ずつ購入するポートフォリオと全銘柄を10万円ずつ購入するポートフォリオです。

ダウ平均株価が28,000ドルを超えて最高値となった日の終値と配当、配当利回りを基にポートフォリオを組んでいきます。
【11月15日現在の株価と配当利回り】
【ダウ30種】1株あたり

では早速見ていきたいと思います。

10株ずつ購入

まずはそれぞれの銘柄を10株ずつ購入した場合です。
これの計算は非常に楽ですね。株価×10株をすれば、簡単に1銘柄あたりの購入額が計算できます。11月15日現在で最も高かったのは、ユナイテッド・ヘルス(UNH)の269.4ドルです。10株だと2,694ドルの購入額です。逆に最も安いのは、ファイザー(PFE)の37.28ドルです。購入額は372ドルです。

【10株ずつ購入】
【ダウ30種】10株ずつ購入一覧

30銘柄全てを10株ずつ購入すると、合計で41,292ドルです。1銘柄あたりの平均購入額は1376ドル。
年間配当は971ドルで、配当利回りは2.35%です。

円グラフにするとこんな感じに。
【ダウ30種】10株ずつ購入
アップルやボーイング(BA)、ユナイテッド・ヘルスなどの比率が高いですね。ポートフォリオとしては何となくバランスが悪い気がします。

10万円ずつ購入

次に全ての銘柄を10万円ずつ買ってみることにします。端数は切り上げることにしました。アップルなら株価が265.8ドルなので4株、ファイザーなら25株も手に入ります。

すると購入額の合計は、29,618ドルです。10株ずつだと41292ドルでしたから、かなり1万ドル以上安く抑えられます。1銘柄あたりでは、930〜1,115ドルの範囲に収まっています。

【10万円ずつ購入】
【ダウ30種】10万円ずつ購入一覧

この場合の配当は771ドルです。当然に10株ずつの時(971ドル)に比べて、200ドル少なくはなります。しかし、配当利回りは2.61%と、逆に高まりました。

何故でしょうか?
前者は株価が相対的に高い銘柄も、安い銘柄も10株ずつ購入するので、株価に比例して購入額も多くなります。株価が高いと配当利回りは低くなる傾向にありますから、同じ株数では株価が高い銘柄の影響を受けやすくなります。

逆に10万円ずつ購入する場合では、銘柄毎の購入額は一定なため、株価の影響を抑えることができます。むしろ株価の安い(配当利回りが高い)銘柄の影響を押し上げる効果があります。

円グラフにすると、綺麗な分散投資のポートフォリオが出来上がりました。
【ダウ30種】10万円ずつ購入

最初の銘柄一覧に、株価と配当利回りの上位10銘柄を色付けしたものです。
↓↓
【ダウ30種】1株あたり(色づけ)

上位10銘柄が重なっているのは3M(MMM)だけです。その他は見事に分かれていると思いませんか?株価が高いと利回りは低く、株価が安いと利回りは高まる、というのは本当ですね。


配当狙いの投資家が「リスクを回避」するには、ダウ30種に分散投資し、かつ「効率良く」配当を得たいならポートフォリオの構成銘柄を均等に購入すると良いでしょう。


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