こんにちは。時短父さんです。

米通信大手のAT&T(T)とベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の2銘柄から、11月支払い分の四半期配当の入金がありました。

【配当入金画面】
配当入金画面(2019年11月)

【T】
1株あたりの四半期配当は0.51ドル、保有株数は156株、税引き後の入金額は57.08ドルでした。

AT&Tからの配当入金の推移は、以下の通りです。

【受取配当金推移】
持株数と配当推移(2019年11月)

前回(8月)から持株数に変更はありませんでしたし、四半期配当額も変わりませんでしたので、ほとんど変わり映えのないグラフになりました。これまでの累計入金額は264.3ドルになりました。

AT&Tの配当推移を振り返っておきます。
【T】配当推移

ここ10年間は、毎年0.04ドルの増配を続けています。従って、10年前の増配率(前年比)は2%台の半ばだったのが、徐々に低下傾向にあり、現在は2%ちょうどとなっています。

次回は増配が期待できるのですが、その規模に注目したいですね。これまでの0.04ドルを維持するのか、それを上回るのか。ただ現状の経営状況を考えると、0.04ドル増配が辛うじて達成できるか、という程度だと思います。

【T】EPSと配当性向の推移

それは配当性向が限りなく100%に近づいてしまうからです。
2019年3Qまでの希薄化EPSは1.57ドルでした。四半期毎に約0.52ドルずつEPSを積み上げていることになりますが、4Qもそうだとすると年間で2.09ドルとなります(予想)。2019年支払い分の年間配当は2.04ドルで確定ですから、配当性向は98%です。

過去10年間を見ただけでも、配当性向が100%を超えている年は3回ありました。2020年の業績を楽観的に見積もったとしても、配当性向100%超えを多発させるわけにはいかないので、0.04ドル増配が現実的なのかなと想像します。

【VZ】
1株あたりの四半期配当は0.615ドル、保有株数は102株、税引き後の入金額は45.00ドルでした。

ベライゾンからの配当入金の推移は、以下の通りです。

【受取配当金推移】
持株数と配当推移(2019年11月)

前回(8月)から25株増加していて、入金額も11.72ドル(35%)増加しました。入金額の増加は持株数の増加もそうですが、増配によるところも若干寄与しています。前回の四半期配当は0.6025ドルでしたので、約2.1%の増配率となりました。

ベライゾン配当金と増配率の推移

ベライゾンも先のAT&Tと同様に、その増配率は近年低下傾向にあって、現在は2%台の前半となっています。2000年代の前半は、「増配なし」という期間がしばらくありました。現在まで15年連続増配です。

【VZ】EPSと配当性向の推移

AT&Tと同様に通期のEPSを予想して、年間配当で割ると、2019年の配当性向は53.1%となりました。利益が伸びていることもあり、配当性向は前年比で低下すると予想しています。ベライゾンは、AT&Tに比べて配当性向が低いので、より増配の余地があるのではないかと思います。

今後もどこまで連続増配を維持できるか楽しみですが、2019年3Qの決算は良い結果だったので、しばらくは安心して見てみられそうです。

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