こんにちは。時短父さんです。

一流の会社に入れば、将来は安泰だと思われてきた時代は終わりを迎えています。会社や組織はあなたの将来を保証することを放棄し、代わりに自分の知恵と力で這い上がることを要求しています。それは人事制度しかり、退職金制度しかりです。

そんな厳しい時代に入った今、私たちサラリーマンを経済的に保証してくれるものはありません。

一昔前までは、大企業に就職したり、安定した公務員になったりするために、一流大学を目指すことは珍しくありませんでした。勉強すれば、大学に合格さえすれば、将来は保証されると信じられてきました。

しかし、それは国内の経済が拡大していた時期までで、もし今でもそういった考えを持っているのなら、かなり危うい。大企業でさえ、個別の事情または景気低迷の影響を受けて、大幅なリストラを実行してきた例は数知れません。日本航空や東芝の件は記憶に新しいですね。

既にそのような状況にあるなか、今後それが揺り戻されることは考えにくく、この流れは一層加速するものと考えられます。つまり大企業に今いるからと言って、安心ではないのです。

私たちの一人ひとりの将来を決めるのは私たち自身です。決して会社や組織ではありません(多少影響は与えるでしょうが)。

会社が社員の経済的な将来を保証できなくなった今、私たちは自分たちでできる対策をしなければなりません。

やり方は人それぞれです。

副業を始める人もいれば、株式投資をする人もいるでしょう。なかにはリスクを取ってでも、独立したり、起業したりする人もいるでしょう。情報通信が発達した現代においては、案外独立・起業の方がリスクは低いかもしれません。

とはいえ、最初から独立・起業はなかなかハードルが高い。

まずは副業をしてみて、会社以外で働くことやそれによって稼ぐことの難しさを体感するのが良いでしょう。独立・起業が難しいと判断できれば、無理する必要はないのですから。副業として続けていけばいい。

株式投資を始めることも、会社に依存しない生活の第一歩としては大切です。株式投資をすると、配当という形で不労所得を手にすることができます。日本人のなかには、何故か不労所得を忌み嫌う風潮(恐らく、本音では欲しいのに、建前では強がっているだけ)がありますが、サラリーマンにとって、働かずして手にできるキャッシュは貴重な存在です。

副業は手取り収入を底上げし、自身のスキルアップに繋がりますし、不労所得はこれらに加えて、本人が全く働けなくなったり、大幅な収入減になったりした場合の備え(保険)になります。

副業や不労所得は、最初はなかなか安定しないもので、やはり会社が一番と思ってしまうかもしれません。しかし、国内外の経済状況や国家の財政、個別会社の事情を考慮すると、もはや一企業に人生の全てを委ねるのは現実的ではないと言えます。今からできることをコツコツと始めた人が、将来笑っていられる日が来るでしょう。

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