こんにちは。時短父さんです。

米食品大手のクラフト・ハインツ(KHC)の株価が、ここにきて盛り返してきています。10日の終値は28.96ドルで前日比3.13%高で、4日連続して前日終値を上回っています。
節目の一つとなる30ドル台の株価回復まであと一歩とです。
【KHC】株価チャート(2019年9月10日)

すでのご存知のように、クラフト・ハインツについては、昨年の決算で巨額の減損が発生したり、不正な取引慣行があったり、決算や年次報告書が発表できなかったり、と問題が続いたことで、同社の株価は大幅に下落していました。1年前は60ドル近くまでありましたら、1年に半分になってしまいました。

上のチャートでは、2回沈み込んでいるところがあります。1回目は、前年の決算が発表できないことなどを受けてNADAQから召喚状を受け取ったことを発表した頃(5月下旬)。2回目は2019年上半期の決算で追加の減損が発生したことが分かった頃(8月上旬)です。今回の連騰で、30ドルは回復したいところです。

株価が低迷していて、業績も振るわないクラフト・ハインツですが、手をこまねいているわけではありません。
ここ2ヵ月間でCEOやCFOを交代させました。クラフトとハインツの統合を主導した3Gキャピタルからの影響力を抑えようとしています。さらに社債の買い入れ消却を実施することも発表しています。

またそもそもの業績不振の原因である同社の主力品・トマトケチャップは、世界的な健康志向の高まりから、需要が減退していると幾度となく指摘されていました。

そこでハインツは新商品を投入します。その名も「Tomato Ketchup With a Blend of Veggies」です。これには、ニンジンやカボチャの一種バターナッツ・スクワッシュが入っており、野菜が採れるケチャップです。従来の商品に比べて25%野菜を多く含んでいて、さらに糖類は25%削減させています。

With a Blend of Veggeis

確かにケチャップって、ジャンクフードと良く合います。健康志向が高まれば、その需要が落ちるのは仕方ないことかもしれません。しかし、少なくともケチャップそのものをより健康的に変えることで、その影響を最小限にすることはできるかもしれません。まずはブランドのイメージ変更から、というのは悪くないアイディアです。

このケチャップで低空飛行から抜け出せるか?!注目したいと思います。

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