こんにちは。時短父さんです。

日本たばこ産業(JT)から株主優待の一環として(正式な株主優待は、お米パックや即席麺などの詰め合わせ)、加熱式たばこ『プルームテック』試供品の申し込み用紙が届きました。

JTは昨年も同様に、当初発売したばかりのプルームテックを試供品として、希望した株主に配布していました。今年は、なんと3種類のタイプから選ぶことができます。
①プルーム・テック・プラス・スタートキット・ブラック
②プルーム・テック・プラス・スタートキット・ホワイト
③プルーム・テック・スタートキット・ホワイト
プルームテック 201908

申し込みは9月24日の消印まで有効です。希望される方はお忘れなく。

JTが通常の株主優待に加えて、加熱式たばこの試供品を配布するのには、いくつの理由があると思っています。

1つ目は、プルーム・テックの認知度の向上です。日本国内での加熱式たばこの販売は、フィリップ・モリスのiQOSが先行していました。iQOSの国内販売は2015年からでしたが、プルーム・テックは2016年から一部地域からでした。
それだけに、国内の加熱式たばこの市場はシェアでは、JTは劣後しています。
試供品を配ることで、まずは株主から認知を拡めたいと考えているはずです。JTの株主が全員喫煙者とは限りませんが、(申し込みには喫煙有無をチェックするが)株主を通じて知り合いの喫煙者に渡ることも十分に想定しているはずです。

2つ目は、アフターマーケットの戦略です。試供品といっても、こちらはスタートキットです。これだけで永続的にたばこを吸えるわけではありません。加熱式たばこを吸えるようにするには、今回試供品で配るスタートキット(本体)の他に、専用たばこカプセルを別途購入する必要があります。
Nestleがバリスタコーヒーマシーンをオフィスに無料で置かせてもらい、中身を定期的に購入させるやり方と似ていますね。

3つ目は、そもそもですが、JTが紙巻きたばこより加熱式たばこに注力し始めたことです。国内の紙巻きたばこの販売本数は、減少傾向にあります。2015年7月は98億本の販売がありましたが、今年の7月は67億本でした。紙巻きたばこによる健康への悪影響の認知、各種規制、増税により、消費者のたばこ離れが急速に進んでいることが背景にあります。
JTとしては、たばこに対するイメージを刷新することで、収益への影響を最小限にしたいと考えているはずです。

これらを理由に、プルームテック試供品の配布を行っていると思われます。

いずれにしても、JTは結構焦っているのかもしれないですね。本来なら5,000円で販売している、スタートキットをただで配っているのですから。それだけでかなりの減収要因かもしれません。

でも、加熱式たばこを使用するには、専用たばこカプセルの購入が必要なことを考えると、JTは本体の販売よりも、継続的な購入が見込めるカプセル購入を重視しているのでしょうね。


スタートキットとは別に、2019年上半期の業績報告書も一緒に届きました。こちらでは、CEOのメッセージにおいて、1株あたりの配当金については、「安定的・継続的な成長を目指す方針に変わりはありません」と記されています。今後の増配を期待させる一文ですね。
配当方針

株主アンケートでもJT株を保有する理由の1位は「配当に魅力」(22%)があるからでした。「5年以上保有予定」としている株主も57%いることが分かりました。たばこ株へ投資する人は、やはり「配当」を目的として、中長期的に保有するつもりのようですね。

もちろん時短父さんもその一人です。株価は冴えませんが、売却?あり得ません。

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