こんにちは。時短父さんです。

投資方針の一部変更を決めました。

クラフト・ハインツ(KHC)への追加投資をしばらくの間停止します。

時短父さんは、自身の米国株ポートフォリオにおける最低評価銘柄を定期的に買い増すことにしています。これには、割安株を買い増し、ポートフォリオをリバランスできるメリットがあります。

ただしこのやり方はクズ株までも、際限なく買い増してしまうデメリットがあります。当該銘柄の株価がズルズルと下がったり、業績が回復しない場合は、自身の資産を大きく毀損しかねません。
【KHC】株価チャート(2019年7月12日)

だから場合によっては特定銘柄については、買い増しを停止することも必要です。

それが今回クラフト・ハインツを対象にしたのは、株価の下落もさることながら、キャッシュフローの安定性の欠落です。

時短父さんは、主に配当を目的に投資をしています。当ブログでは、各銘柄をご紹介するにあたり、必ずと言っていいほど、キャッシュフローについて言及してきました。

その理由は、増配を繰り返す銘柄には安定したキャッシュフローが欠かせないからです。PGしかり、IBMしかり、きれいなキャッシュフローを描いています。
【PG】通期CF推移

【IBM】2Qキャッシュフローの推移

それに比べて、クラフト・ハインツのキャッシュフローはズタボロです。営業キャッシュフローは少なく、営業キャッシュフローマージンは一時2%まで減少していました。
CF推移(訂正後)

そもそも最初に投資した時に、確認しておくべきことで、これは完全に私自身のミスです。バフェット銘柄だからとか、バフェット太郎黄金銘柄30種に載っているからとか関係ありません。

和製バフェットさんみたいに、資産額とリターン重視の投資も良いと思いますが、それでも私は配当を重視したいです。それならば、少なくとも減配した、または減配リスクのある銘柄には投資しないようにすべきですよね。


じゃ売却しろよ。

って聞こえてきそうですが、クソダサい投資家は損切りができないのですよ。まぁ、配当が目当てだから含み損については、そこまでシビアではありません。本当に自分でもクソダサいと思います。


保有株の売却はしなくとも、少なくとも追加投資は止めておこうと思うのです。

いつまでか?

キャッシュフローの大幅な改善が見られるまでにします。少なくとも2019年通期の決算までは買い増しは止めておこうかな。数値目標がなくてすみません。

幸いにして、先日発表された上半期の業績では、改善の兆しがわずかに見られました。
【KHC】2Q(累積) CF推移

営業キャッシュフローは前期比で増加し、営業キャッシュフローマージンは10.7%まで上昇しました。


今回の投資方針の変更で、ポートフォリオが一時的に偏ることが予想されますが、致し方ありません。

クラフト・ハインツの買い増しは一時停止しますが、同社の動向は追っていきますよ。引続き当ブログについても応援宜しくお願いします。

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