こんにちは。時短父さんです。
株式投資で「稼ぐ」のは難しくはありません。株式投資の初心者でもほとんどの人が株で稼ぐことができます。
一方で、株式投資で「儲ける」のは難しいです。
何故か?
「稼ぐ」と「儲ける」の違いを認識する必要があるのですが、
・「稼ぐ」は投資対象から継続的・定期的に収益を得たり、努力によって地道に収益を得たりするイメージがあり、
・「儲ける」は投資対象そのものの値上がりによって差益を得たり、単発で発生した収益、または思いがけずに利益を得たりするイメージ
があると思います。
会社で働いて毎月給料を「稼ぎ」ますが、会社で「儲けよう」とはしませんよね。宝くじを当てて、「儲けよう」とはしても、それで「稼ぐ」ことはほぼ不可能です。
株式投資で「儲ける」には、投資した銘柄の株価が、買った時よりも上がった状態(利益が出ている)で売る必要があります。だからキャピタルゲイン狙いの投資は「儲ける」に分類できると思います。株式投資の醍醐味と言えば、その通りです。自分の目論見通りに、株価が上昇してくれたら、気持ちいいものです。
ただその逆もあって、株価の下落、急落、暴落で、儲けるどころか、損失を出してしまうなんてこともあります。特に株式投資を始めたばかりの人は、どんな銘柄を買っていいか自分では分かりません。だから教えられたまま、投資して失敗するなんてことはザラでしょう。
それに対して、株式投資で「稼ぐ」のはそれほど難しくはありません。稼ぎ方は様々ですが、一番分かりやすく、初心者にもおすすめなのが、配当を得るやり方です。
株を買って、配当をただ待つ。それだけです。
「稼ぐ」にも「儲ける」にも、銘柄選択は重要です。ただ後者はある程度タイミングを図る必要があるので、ひと手間もふた手間も多いような気がします。
株式投資でボロ「儲け」したい人には、配当で「稼ぐ」やり方は向いていません。何故なら、株価は人為的に上下して、急上昇なんてこともありますが、配当は会社の利益の一部です。会社の利益が急上昇するなんてことは稀ですから、配当の大幅増額はまずあり得ません。
配当ではそこそこにしか稼げません。それでも保有株式をコツコツと積み増していけば、数年後にはある程度の額を定期的に配当として受け取ることも可能になります。まぁ金額はそこそこですが(笑)
株式投資はどうしても安く買って高く売るもの、というイメージができ上がっていて、なかなか手を出せない方もいらっしゃると思います。そのやり方が株式投資の主流だとしても、「儲ける」のではなく、「稼ぐ」の発想で投資に取り組まれるのも悪くないと思います。
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