こんにちは。時短父さんです。
国内不動産仲介のセンチュリー21ジャパン(8898)は、2020年3月期第1 四半期の決算を発表しました。内容は良かったです。
営業収益は10.5億円で、前年同期比4.9%増加しました。
営業利益は3.1億円で、同4.2%増加しました。
純利益は2.2億で、同3.5%増加しました。
EPSは21.83 円で、前年同期の20.66 円から増加しました。
収入源別の営業収益は、以下の通りです。
加盟店からの定期的な収入であるサービスフィー収入は8億円で、前年同期比7.1%増加しました。
ITサービス収入は1.9億円で、同6.9%減少しました。
新規加盟であるから受け取る加盟金収入は0.45億円で、同26.4%増加しました。
地域別では、全ての地域で増収となりました。
前年同期比の増収率トップは九州圏で18.5%増でした。加盟金収入は減らしたものの、サービスフィー収入が25%増加しました。
センチュリー21ジャパンの最大の市場である首都圏では、サービスフィーが7.5%増、ITサービスが6.9%減、加盟金が10.1%増などにより、7.2億円(3.4%増加)となりました。
全地域で増収となった理由は、加盟店が増えたことによります。第1四半期の加盟店は、首都圏で7純増、関西圏で4純増などとなっています。全体で13店舗の純増でした。
通期の業績見通しについては、修正はありませんでした。
会社見通しに対する営業収益、営業利益、純利益の進捗は悪くありません。
センチュリー21ジャパンの収入源は、加盟店から受け取るフランチャイズフィーです。従って、加盟店が儲かる仕組みを考え、実行して、現行の加盟店にはより長くセンチュリー21ブランドを背負ってもらいながら、新規の加盟店も増やして行く必要があります。
同社はすでに様々な施策を打っており、人口減少が進み、見通しは決して明るくない不動産業界においても、しっかりと利益をあげる仕組みを構築してきています。
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